日本高校選抜が4強入り/AAA世界野球
<AAA世界選手権>◇10日◇台湾・台北◇準々決勝
【台北(台湾)10日=佐々木紘一】日本が7時間のロングランの末、パナマに1−0で9回表、降雨コールド勝ち。ベスト4に進出した。日本は0−0の7回、小山琢也(浦和学院3年)のチーム初安打で好機を広げ、佐藤俊司(横浜3年)が右前適時打して1点を挙げた。パナマは9回2死ながら、一、三塁の同点機を迎えたが、雨がひどくなり中断。午後4時57分から4時間18分も待たされた午後9時15分、コールドゲームが宣せられた。
中断時間を含み7時間の長時間試合を制した渡辺元智監督(59)は「これぞ国際大会。いやあ、勝てて良かった」と苦笑いした。空模様が怪しく、試合開始を早めて午後2時15分に始まったパナマ戦。ウオーミング不足の先発涌井秀章(横浜)が初回、いきなり無死満塁のピンチを背負った。これを乗り越えた涌井は以後7回まで毎回14奪三振。ところが打線は6回まで無安打で得点が入らない。7回、3安打を集中して何とか1点を挙げ、3投手のリレーで逃げ切った。
国際ルールでコールド勝ちがなかなか決まらなかったが、他にも外角の広いストライクゾーンに悩まされたり、誤審もあった。8回には球審が1死なのに2死と勘違いして得点が認められなかった。「こういうこともある。選手はよく粘った。気持ちを切り替え準決勝に臨みたい」と渡辺監督。その相手は台湾−韓国の勝者だが、この試合も降雨順延でまだ決まらない。
[2004/9/11/07:35 紙面から]
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