「群馬のゴジラ」細谷が場外弾/高校野球
<高校野球群馬大会:大田商8−1前橋南>◇16日◇3回戦
群馬のゴジラこと、太田商の太田商の4番・細谷圭遊撃手(3年)は5球団のスカウトの前で高校通算45号の特大場外弾を放った。
「群馬のゴジラ」が火を噴いた。顔がヤンキース松井似の細谷が左翼席場外へ、目の覚めるような1発を放った。2回先頭で、カウント1−3からスライダーを軽く振り抜いた打球は、両翼95メートルの左翼席を超える推定125メートル弾。「みんながホームランを期待してくれているので、その声援が力になった」と高校通算45号を振り返った。
10日の1回戦は3打数1安打1打点止まり。執拗(しつよう)にマークされ外角中心に攻められる中で、本来の打撃を見失っていた。毎日300本のティー打撃と走り込みで、持ち味の軸がぶれないフォームを取り戻した。就任19年目の金子繁監督(48)は「注目されていてもコンスタントに打てるところはすごい」と目を細める。
スケールの大きさも松井級だ。生まれた時の体重はなんと5000グラムの巨大ベビーで、回転すし店では30皿をペロリと平らげる。この日、5球団のスカウトが熱視線を送った。横浜高浦スカウトは「パンチ力があり広角に打てる。関東ではトップレベル」と高評価だ。優勝まであと4試合。周囲が期待する「50号」が現実のものとなった時、同校初の“夏の扉”が開かれる。【鳥谷越直子】
[2005/7/17/08:52 紙面から]
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