<高校野球福岡大会:柳川4−2戸畑商>◇28日◇決勝◇小郡市
柳川のエース左腕、渡辺一史(3年)が3年ぶりの甲子園に導いた。初戦から続いた無失点記録は通算42イニング目の5回に途切れたが、7安打2失点完投。「終わった瞬間、頭が真っ白になった。甲子園が決まって本当にうれしい」と、マウンドで誇らしげに両手を広げた。昨夏前に右肩、今春には右脇腹を痛めた。5月には部員の部内暴力事件が発覚し、自粛期間を含め対外試合ができなかった約2カ月間は、寮の部屋の窓ガラスの前で黙々とシャドーピッチングをこなした。末次秀樹監督(47)は「もう1つたくましくなった。力の結集がこの大会で出た」と話した。
[2005/7/29/10:41 紙面から]