代替出場高知、夏休み中4人集まれず
高知ナインは4日、戸惑いを隠せなかった。寮や自宅から急きょ学校食堂に集められたが、帰省中のため4人がこられず、集合できたのは3年生部員26人。高地弘泰校長(59)から代替出場を伝えられても半ばぼう然気味で、笑顔はなかった。
7月24日の高知大会決勝で明徳義塾に延長12回の末2−3で敗れてから11日。すでに新チームが始動し、この日は1、2年生中心で松山東と練習試合を行っていた。主要メンバーとなる3年生の多くが十分に練習をしていない。まゆ毛を整えたり髪が2センチほどまで伸びている部員もいる。中谷啓二主将(3年)は「気持ちは複雑。練習をあまりしていなかったので不安…」。エース右腕二神一人(3年)は「今日は100球弱を投げる」とエンジンをかけようとしていた。
練習試合の途中で高地校長から甲子園出場の可能性があると連絡を受け1人で学校に駆けつけた島田達二監督(33)は「3年生選手たちを戦える状態にしなければならない。まずは頭(髪)を刈らせる」と話した。
初戦の相手、日大三の研究をしている時間も無い。まずは無事に甲子園入りするため、同監督は選手を集め今日5日の予定を伝えた。今日昼ごろに学校をバスで出発し、夕方に甲子園に到着する。午前9時からの開会式リハーサルには参加できない。甲子園での練習は6日の3試合終了後、場合によってはナイターで30分間行う。戸惑いつつ、高知が24年ぶりに夏の聖地へ乗り込む。【田中耕介】
[2005/8/5/07:33 紙面から]
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