早実の初戦は駒苫代役の北海道栄
第78回選抜高校野球大会(23日から12日間、甲子園)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市北区のオーバルホールで行われた。18年ぶり出場の名門・早実(東京)は不祥事で出場辞退の駒大苫小牧の代わりに出る北海道栄と3日目の第2試合で対戦する。日本最南端の石垣島にある八重山商工(沖縄)は高岡商(富山)と激突。選手宣誓は初出場の岐阜城北・太田恵太主将(3年)に決まった。
王ジャパンに続け! 早実が同校OBの王貞治監督率いる日本代表の快勝に刺激を受け、甲子園での快進撃を誓った。和泉実監督(44)は「王監督のプレッシャーを考えれば我々は何でも出来ます」と言えば、後藤貴司主将(3年)も「王ジャパンからパワーをもらいました」と話した。1月13日のOB会に出席した王監督からは「リラックスしてふだん通りのプレーをしてこい」とエールを送られた。偉大な先輩の教えを胸に、いざ夢舞台に立つ。
相手は北海道栄に決まった。和泉監督は「全く想像していなかったので、どのようなチームか分からない」と困惑気味。それもそのはず、昨秋の明治神宮大会準決勝で駒大苫小牧に敗れてから「打倒! 駒苫」を掲げて冬場の練習を積んできた。まさかその代替出場校と対戦するとは…。後藤主将は「駒苫と対戦したかった気持ちもあるが、自分たちのやってきたことをすべてぶつけて勝ちたいです」と話した。
チーム状態はケガ人もなく上向きだ。11日に解禁となった練習試合は4戦全勝。「荒木大輔2世」の呼び声も高い右本格派の斉藤佑樹(3年)を中心とした守りの野球を実践している。冬場から取り入れたメンタルトレーニングの成果もあり、勝負強さも出てきた。和泉監督は「相手に対して臆する気持ちも、侮る気持ちもない。1戦1戦大事に戦って1つでも多く勝ちたい」。18年ぶりセンバツで春の嵐を巻き起こしてくれそうだ。【鳥谷越直子】
[2006/3/16/12:08 紙面から]
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