長谷川7年目で初出場!「元上司」が推薦
(2003/07/08紙面より)
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| 長谷川滋利は監督推薦により初の球宴出場を決め、満面に笑みで会見を行う=ザ・ボールパーク・イン・アーリントン |
中継ぎながら抜群の安定感を誇るマリナーズの長谷川滋利投手(34)が、初めて球宴に選ばれた。
喜びの知らせはマリナーズ・メルビン監督から届いた。そして「元上司」の推薦に長谷川は感謝した。「彼の下で2年間プレーして、彼の偉大さも尊敬してます。それだけに選んでもらってうれしいです」。メジャー7年目初の球宴出場は、ア・リーグの指揮を執るソーシア監督(エンゼルス)が用意してくれた。
格好のアピール材料があった。26日の古巣エ軍戦で3回を無失点。ソーシア監督に強烈なインパクトを与えたことは間違いなかった。ここまでの働きぶりには文句の付けようがない。だが、同じ中継ぎを競うライバルには、防御率で長谷川を上回るドネリー(エンゼルス)がいて、各メディアの球宴予想に長谷川の名前はなかった。「(出場は)予想外で驚きましたけど、あるとしたら今年しかないとも思っていた」。ここまで37試合で44回1/3を投げ、わずか4失点、防御率0・81。首位を快走するマ軍をブルペンで支えてきた自信が、ひそかに期待を膨らませていた。
決して華やかではないセットアッパー。だが、「時代が変わった。先発と抑えの間をつなぐのに、僕ら中継ぎが必要になったということでしょう」と、役割の重さを承知している。かつての先発は「8回」から「100球」つまり7回までが目安になっている。
今年から勝ったリーグが、ワールドシリーズのホーム優先権を手にする。「球宴よりも、ワールドシリーズ出場が目標」と話すだけに、「ちよっと真剣に、(打者を研究する)スカウティング・リポートを持っていこうかな」とお祭り気分に浸るつもりはなかった。
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