巨人辻内元日60球、110m遠投も
巨人に入団する辻内崇伸投手(18=大阪桐蔭)が元日から意欲の始動だ。1日に地元奈良・川西町の「川西町健民運動場」で在籍した少年野球チームの草野球に参加し、60球の「初投げ」を行った。集まった仲間には新年の決意を書き初めで披露。「新人王」「粘り強く」と書き上げた。今日3日から本格的にトレーニングを開始する。いよいよ注目の左腕「巨人辻内」がスタートする。
辻内の「初投げ」は、自宅近くの野球場だった。小学校時代に所属した「結崎なかよし会」の元日恒例の草野球大会で、子供たちの横でキャッチボールなど60球を投げた。遠投では、本塁から投げたボールは、相手を飛び越え外野の防球ネットへ一直線。約110メートルの豪快な1球。体調の良さを伺わせた。
近所の住民やチームの父母が集まった中には、小学校時代に書道を習った吉岡秀夫さん(57)もいた。辻内は「新人王」「粘り強く」と書き初めで決意を披露した。原監督は辻内のキャンプ1軍スタートを示唆している。辻内は「新人合同自主トレで、作ってきた体をどうアピールするか」と、あくまで実力でキップをつかむ構えだ。
入寮を9日に控え、グラブはユニホームの色に合わせ黒に新調。背番号「15」の刺しゅうも、しっかりと入った。知人からは、音楽も聴くことのできるイヤホン内蔵のサングラスをもらうという。ランニングなどの合間に、好きな「ORANGE RANGE」などを聴き、リラックスする。
辻内は草野球の試合を終えても、なかなか球場を離れようとしなかった。人口1万人に満たない小さな町のグラウンドに、自身の野球の原点があるからだ。今日3日には同じ場所から、本格的なトレーニングを始める。【宮下敬至】
[2006/1/3/09:35 紙面から]
写真=辻内は元日に書き初めを披露し笑顔
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