ヤクルトが石井移籍問題「集結宣言」
ヤクルト多菊善和球団社長(70)が4日、石井弘寿投手(28)のポスティング問題に関し「終結宣言」を出した。この日は東京・新橋の球団事務所で球団開きが行われたが、同社長は石井側との話し合いにつき「向こうからは何もない。こちらから会う予定? ないよ」と進展がないことを強調。ポスティングシステム(入札制度)による大リーグ移籍について「終わったことだから」と、もはや話し合う意思のないことを明言した。
石井は数年前から希望していたポスティングによる大リーグ移籍の今オフ実現を目指し、同社長と今オフだけで3度にわたって入札容認を求めるための会談を行ったが、いずれも古田新体制への配慮を理由に拒否された。それでも石井の今オフにかける気持ちは強く、昨年12月24日に米ハワイから帰国した際も、年が明けてからも球団側に粘り強く訴えていくことを強調した。だが同社長は今後について「うちの方の契約があるから」と次回の石井との交渉はあくまで通常の契約更改になることを示唆した。そう簡単に引き下がるつもりはない石井だが、さすがに今オフの移籍は厳しい状況になってきた。【大塚仁】
[2006/1/5/07:51 紙面から]
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