PLコンビ今江、今岡が母校で野球教室
「今・今コンビ」で打点王を狙う。ロッテ今江敏晃内野手(22)が6日、今季の目標に打点王獲得を挙げ、昨季セ・リーグ打点王の阪神今岡誠内野手(31)に弟子入りしたい考えを語った。この日は大阪・富田林市内のPL学園グラウンドで少年野球教室に参加。ともに指導にあたった先輩の勝負強さを吸収する意気込みで、今岡も快く応じた。昨季の日本シリーズMVP男が、母校の先輩のアドバイスを得て年間タイトルに挑戦する。コンビで両リーグ打点王独占も夢じゃない。
歴代屈指の勝負強さを誇る今岡に熱視線を寄せるのは、野球少年だけではなかった。昨季、対戦した日本シリーズでMVPを獲得した今江が声を弾ませて、母校の先輩を理想像に挙げた。「打つ方では一番、打点王をとりたい。(今岡さんは)憧れです。話を聞いてみたい。普通の人とは違うものがあるはず。100打点は目標だし、将来的にあれくらい打ちたいです」。
昨秋の日本シリーズでは阪神投手陣をメッタ打ち。シリーズ新記録の8打席連続安打も樹立した。シーズンでもプロ4年目で初めて規定打席に到達。12球団NO・1のマリンガン打線でもトップの打率3割1分(リーグ6位)の成績だった。スケールアップするためにも、ロッテでは95年初芝以来の打点王を視野に入れる。「チームに貢献している感じがするのは打点」と話し、昨季71打点から、一気に3ケタ打点突破を狙う意気込みだ。「大台」に乗れば、ロッテの日本人では86年落合(現中日監督、116打点)以来となる。
「(打席で)余裕がありますよね。守備でもそう。実績も違いますけど…。余裕と技術ですよね」。交流戦、日本シリーズで対戦して、今江はグラウンドでの今岡のたたずまいに刺激を受けた。
昨季、史上3位147打点を稼いだ今岡も報道陣から、後輩の『打点王道場』入門志願を伝え聞くと、笑顔を見せた。「打点は状況を見て打撃をしないといけないから。今から目標を持つのは、すごくいいこと。タイプ的にもピッタリじゃないかな。聞かれたら言いますよ」。
ともに昨季は三塁でベストナインに輝いた。苗字も1字違いの「今」つながり。今江も「スゴイ方なんで。勝負強さも憧れるし…。今年は3割は打ちたいですね。打点王をとるには、本塁打も必要」と、尊敬する先輩に肩を並べる意欲は十分だ。今年の打点王レースは「今・今コンビ」が盛り上げる。【酒井俊作】
[2006/1/7/08:47 紙面から]
写真=PL学園出身者による少年野球教室が行われ、守備を披露する今江
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