横浜石井2000安打へ「開幕レギュラー」
2000本がゴールではない。18年目の横浜石井琢朗内野手(35)が7日、伊豆市内での自主トレを公開した。2000本安打に残り39と迫った今季のテーマは「初心、忘れるべからず」だ。「記録は通過点だと思いたい。それで終わりたくないし、初心に帰ることで選手生命も延びるはず」と語り、数字の目標には続きがあることを示した。
今季の目標は「開幕1軍のレギュラー」と語る。謙遜(けんそん)ではない。レギュラーを目指した若き日の苦労を忘れないことが、定位置死守への最善策だと心得ているからだ。自主トレには若手の内川、藤田、石川も誘った。いずれも遊撃手だが、若手からどん欲な姿勢を学び取る目的もあった。「初心というのは競争も意味する。目の前で同じポジションの後輩を見るのは刺激になる」。
練習メニューには、3年目の秋に野手転向した際に学んだ基本練習も取り入れた。緩いゴロで捕球位置を確認、無駄な動きを省くための走法を体に覚えさせるかのごとく、練習時間の大半を走り込みに費やした。
元日、同い年のチームメート佐伯から届いた年賀状には「張本さんの3000本を目指せ!」と書かれていた。今年36歳の年男。「初心」を口にした石井のこの先はまだまだ長い。【山内崇章】
[2006/1/8/09:44 紙面から]
写真=雪の中、石井琢(下から2人目)の「トーテムポール」の掛け声でポーズをとる下から内川、1人おいて藤田、石川
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