前メッツ石井、ハムにも好感触
日米7球団が獲得を目指す前メッツ石井一久投手(32)が8日、都内で日本ハムと入団交渉に臨んだ。前日7日の楽天との交渉では年俸3億5000万円プラス出来高で2年総額8億円の提示を受けたが、日本ハムからは2年総額5億円が提示されたとみられる。それでも石井は高田GMと約1時間の会談後、「僕的には満足。熱心に誘ってもらった」と笑顔を見せた。
約1時間の会談では北海道での家族の生活など具体的な話にまで及んだ。「いい評価といい条件をもらいました。今日の交渉も結構いい感じです。まだ(楽天と)比べる段階ではないですけど」と言葉を選びながらコメントした。
日本ハムは今年で北海道移転3年目になる。1年目はプレーオフ進出も2年目は5位に低迷。高田GMから「北海道には熱いファンの声援がある。定着するため大事な3年目、力を貸してほしい」と熱っぽく口説かれ、大社オーナーからの伝言も伝えられた。「偉そうになってしまうけど、無難なチームにいるより、これから伸びるパワーのある球団に興味がある」とも口にした。
楽天と同様に日本ハムとも2回目の交渉の席に着くつもりだ。北海道という環境についても「米国時代は飛行機の移動は6時間とか平気であった。球場はドームでしょ。北海道でも問題はない」と言う。石井は古巣で大本命のヤクルトと10日にも交渉予定だが、「ダークホース」日本ハムにも大逆転の可能性が残された。【上野耕太郎】
[2006/1/9/09:14 紙面から]
写真=日本ハムとの交渉を終え会見場に向かう石井一
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