イチロー村上龍氏と対談、辞退劇に触れず
日本人メジャーとして現在、ただ1人WBC出場を表明しているマリナーズ・イチロー外野手(32)が、メジャー日本人野手の先駆者としてプライドをのぞかせた。この日、都内で行われたミズノ100周年を記念したシンポジウムで作家村上龍氏(53)と対談。辞退が相次ぐWBCへの言及はなかったが、後続の和製大リーガーに「サインをもらいに来い!」と、笑顔で要求!?した。
イチローは、メジャー1年目の01年に、あこがれの選手たちからサインをもらいまくった逸話を披露。「僕は長谷川さんにもサインをもらいましたからね。そういう気持ちを大事にしたい」と、それが自らを成長させる要素だと力説した。その上で、日本代表を引っ張るトップ選手となった今「僕のサインをもらいに来いよと(笑い)。1人もきてないです。ちょっと寂しいな、とすねましたから」と会場を笑わせた。
また「4打数0安打でチームが勝つより、基本はチームが負けても4打数4安打の方がうれしい。僕らはプロ。結果を出さなければクビですから。お客さんを呼べて初めて価値が出る」という野球観も披露。「メジャーのマウンドに立ちたい」という夢も語った。【千葉修宏】
[2006/1/9/09:38 紙面から]
写真=ミズノ100周年シンポジウムで村上龍氏(左)と対談するイチロー
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