レンタル移籍制度導入は先送り
<プロ野球実行委員会>
検討されていた国内レンタル移籍制度の導入は、先送りになった。25日、都内のホテルで実行委員会が開かれレンタル制度について議論された。導入に積極的な楽天が具体案を出し、まずは1年間、暫定的な実施を目指していた。だが、球団の機密漏えい、敗退行為などの不正防止といった問題点が解消できず、セ・リーグ球団から慎重論が強く出た。結局、楽天がさらに改善案を検討して3月7日の実行委員会で再度話し合うことになった。今季からの導入は、ここがタイムリミットになる。
楽天米田球団代表は「総論で移籍の活性化には全球団が賛成だった。しかし、不正防止の点だけがクリアできなかった。誓約書という案も出たが、それ以外の策を講じる必要がある。2月中に全球団から意見を聞いて、新たな案を練り直します」と前向きに語った。ただ、導入されても活用するかは別問題。「拒否権はあるので、うちは(選手を)出すつもりはない」(ソフトバンク角田代表)、「落合監督からは出さないと言われている」(中日伊藤代表)などという消極的な意見も出ていた。
◆実行委員会その他の審議事項(1)オーナー会議を7月、11月に行う(2)WBC壮行試合として2月24、25日に日本代表−12球団選抜が開催される。西武、巨人から5人ずつ、ロッテから1人、そのほかの球団から2人ずつが選抜された。24日は西武伊東監督、25日は巨人原監督が指揮を執る(3)阪神が交流戦で「交流戦用」の復刻版ユニホームを使用する(4)巨人が申し出たユニホームのキャプテンマークが承認された。
[2006/1/26/08:58 紙面から]
写真=12球団監督会議後、会見する各監督
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