横浜クルーン“番長道場”でフォーム改造
日本最速男、マーク・クルーン投手(32)が“番長道場”入門で2年目のジンクスを乗り越える。26日、成田空港着の航空機で来日。今季からの2段モーションの禁止を受け、同僚の三浦をお手本にフォーム改造に着手する。キャンプインも迫り、この日は西武やロッテ、広島などの外国人選手が続々と来日した。
上下黒のジャージー姿というラフないでたちとは裏腹に、2年目にかける思いは、熱く、真剣そのものだった。「去年はクローザーでも、今年そうだという保障はどこにもない。川村さん、木塚さん、加藤さん…。みんなクローザーの能力を持っている」と自覚。「他球団の研究も進むし、相当ハードに鍛えないと去年のようにはいかない」と自戒を込めて語った。
今キャンプで検討しているのは、日本の師匠として慕う三浦との共闘だ。昨年の開幕前、制球力に苦しんだことから、三浦の投球フォームを参考にした。2段モーションで軸足に体重を乗せ、バランスのいい投球をしていたフォームが魅力的だった。三浦スタイルを採用したことで安定した投球術を手に入れた。
その2段モーションが今季から禁止となる。だからこそ再び“番長道場”入門の必要性を認識している。「もともと僕は2段モーションではなかったし、以前に戻すには三浦さんのアドバイスは必要」。昨年も三浦仕様のグラブを使ったり、不振のときに真っ先に相談した相手だった。今キャンプ中も三浦とのコミュニケーションを密にして困難を乗り切る構えだ。来月からの宜野湾キャンプに相手打者のビデオを持ち込む。昨年の実績をいったんクリアにして臨む決意だ。
昨年の活躍が認められ2年総額3億8000万円で契約。ジャパンドリームをかなえ、実家のアリゾナにはプール、バスケット場付の豪邸を建設した。「スピードボールはファンへのプレゼント。自分は打者を打ち取ってチームに貢献することを優先する」。ハマの守護神は真しに自分と向き合っている。【山内崇章】
[2006/1/27/09:24 紙面から]
写真=来日しファンに歓迎される横浜クルーン
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