ボビー分離キャンプに「心配アリマセン」
アジア王者ボビー・ロッテが連覇に向けて発進だ。28日、初のオーストラリア・ジーロングキャンプにチャーター機で出発した。国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に参加する投手5人と里崎捕手が鹿児島に残留する「分離キャンプ」だが指揮官は「心配ありません」と笑顔で揺るぎない自信をみせる。選手たちの心をつかみ力を十二分に引き出した手腕は健在。真夏のオーストラリアでV戦士たちはさらなるレベルアップをはかる。さて今年は、どんなマジックをみせてくれるだろうか。
午後9時を過ぎ、羽田空港の国際線ターミナルに、続々とV戦士たちが集まってきた。昨年ブレークした西岡は「WBCもあるしケガだけはしないようにしたい。暖かいんで、実戦練習もどんどんして、バットを振っていきたい」と意気込んだ。完全復活を目指す黒木は丸刈りにして登場した。
オーストラリア・ジーロング市は、同国南部に位置するメルボルンから南西へ72キロの位置にある。12〜2月の平均気温は23・1度と温暖で、午後9時過ぎまで明るさが残る。この時期はまだ寒さが残る鹿児島ではなく、温暖な地域でキャンプを行うことは、バレンタイン監督自身が強く希望し実現した。オーストラリアと鹿児島での「分離キャンプ」を不安視する声も多いが「まったく心配はありません。王監督の下、選手たちはいいトレーニングができる。WBCを戦いながらも選手たちはレギュラーシーズンに向けてもいい準備をしてくれるはず」と厚い信頼を口にしている。
バレンタイン監督は1日遅く、きょう移動するが、昨年のアジア一がフロックでなく、本当の強い球団になるかどうかは、今年にかかっている。重要な意味を持つ真夏の豪州キャンプだ。【前田祐輔】
[2006/1/29/08:18 紙面から]
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