日本最速男・横浜クルーンがカーブ覚える
ハマの日本最速男が、スローカーブの体得に本格着手した。6日、宜野湾キャンプ2度目のブルペン入りで、130キロ台の縦割れの緩いカーブを織り交ぜて80球を投げ込んだ。
WBC対策でブルペンの打席に立った同僚多村が思わずのけぞった。「打者が投手クルーンにイメージするのは150キロ後半の直球。まだキレは不完全でも、あのブレーキなら普通は見逃してしまう」。緩急の差は約30キロ。チーム一のスラッガーが「対戦したくないピッチャーですね」と証言するほど、速度差の大きいカーブだった。
昨夏から温めていたボールでもある。牛島監督から直球と速いフォークに加えて、緩めのボールを覚えることを勧められた。昨年のシーズン中に4球だけ投げているが、制球が定まらず封印。「今年は1−0の緊迫した場面でも投げられるように練習を重ねたい」と習得に意欲的だ。
牛島監督は「2年目で何が必要かは、こちらが言わなくても分かっている」と真摯(しんし)な姿勢に目を細める。今年からはプレートに置く軸足の位置も従来の一塁側から三塁側へと移動。「上を目指したい、より進歩するには練習だよ」。スピードだけじゃない。メリハリのある投球で、守護神としての地位を絶対的なものに固めていく。【山内崇章】
[2006/2/7/09:08 紙面から]
写真=ブルペンに入ったクルーン。後方は牛島監督
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