ロッテ渡辺俊、フリー打撃で後輩に死球
日本代表のロッテ渡辺俊介投手(29)が、今年初のフリー打撃登板で後輩にぶつけてしまった。8日、鹿児島・鴨池ドームで新人の根元俊一内野手(22=東北福祉大)を相手に42球。大リーグ公認球で初の実戦登板に「どのボールもまだ調整が必要だと思います」と課題を口にした。
32球目だった。直球が根元の脇腹に突き刺さった。「投げる瞬間に『あっ』と思った。『危ないっ』って言ってしまった。実戦でやったら乱闘ですよ」と振り返った。根元は「大丈夫です。ありがたいです、記念になります」とケロッとしていたが、先輩は終始申し訳なさそうにしていた。
大リーグ公認球は、打者を意識すると想像以上に滑った。「いろいろな打者に投げてみたい。腕も振れてはないですね」と実戦練習の必要性を痛感していた。だが見守った西武片平編成部長は「緩いカーブに注目してたけど、シーズン中に近いんじゃないですか」。WBCで武器になるであろう“遅球”の健在に目を見張っていた。
今、完全な必要はない。ブルペンでは1つの球を投げ続けるが、打撃練習では試合同様、1球ごとに違う球を使うだけに指先の感覚も変わる。本番へ、調整はこれからも続く。【今井貴久】
[2006/2/9/09:17 紙面から]
写真=フリー打撃初登板の渡辺俊は、根元にぶつけ謝る
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