ボビーの夢、野球アカデミー9月開校
【ジーロング(オーストラリア)12日=前田祐輔】ボビーのフィールド・オブ・ドリームスだ! ロッテ・ボビー・バレンタイン監督(55)が今年9月に、故郷の米コネティカット州スタムフォードにベースボールアカデミーを創設することがわかった。5歳からメジャーリーグを目指す若者まで幅広く受け入れ、養成をする。野球の発展はもちろん、女子ソフトボールなども併せた複合的なスポーツ施設になる。
ボビーの壮大な夢が実現する。生まれ育った地元への恩返しはもちろん、これまで米国王者対アジア王者による「リアル・ワールドシリーズ」を提案するなど、野球界の発展を希望してきた。そのバレンタイン監督が、ついにベースボール学校を開く。
学校は「ボビー・バレンタイン・スポーツ・アカデミー」または「ボビー・バレンタイン・トレーニング・アカデミー」と名付けられる予定で、5歳から大学、社会人まで、将来のメジャーリーガーを目指す選手たちを一貫教育していく方針だ。ロッテのランペン・コーチも参画する。
もともとは、バレンタイン監督と20年来の付き合いだという地元スタムフォードの起業家が提案した企画。バレンタイン監督は、ただ野球だけを教えるのではなく、人間形成にも力を入れていくプランに「いい企画だと思いました」と賛同した。
現地では広大な敷地の中で、打撃ケージを8つそろえる他に、最新設備が整ったウエートルームも完備。さらに、バレンタイン監督とランペンコーチがネット放送を通じて日本にいながらセミナーを行える高度なテクノロジーも備えるという。野球と併せて、女子ソフトボールの指導も行い、複合的なスポーツ施設に発展させていく予定だ。
オフシーズンに帰国した際には、直接学校に出向いて指導するプランにも「もちろんやっていきたい」と前向きだ。同監督と同じコネティカット州出身のランペンコーチは「もともとはこの地域の出身だし、私たちも創設メンバーの1人として協力していくのが夢だった」と話す。
とうもろこし畑の中にできた野球場ではないけれど、念願のボビー版フィールド・オブ・ドリームスで、さらにベースボールの魅力を伝え続けることになる。
[2006/2/13/09:41 紙面から]
写真=練習後、グレートオーシャンロードの遊覧飛行を楽しむボビー・バレンタイン監督
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