ロッテ相原「二投流」で1軍見えた
ロッテの大学・社会人6巡目ルーキー「二投流」相原勝幸投手(22=富士大)に1軍昇格の可能性が出てきた。13日、初のシート打撃に登板し、190センチの長身からの上手と下手を使い分ける「3D投法」で打者を幻惑した。2軍首脳は1軍が帰国後、バレンタイン監督への昇格の進言も示唆した。
上手は190センチの長身から投げ下ろす最速148キロの本格派。下手は地上20センチから最速139キロで浮上する。「これは自分にしかない武器。プロでも挑戦したいと考えていた」。
シート打撃に初登板した相原は、打者5人と対戦し全打者に上手と下手をミックスさせて投げた。左足を上げるまでフォームは一緒。そこから未体験の3D立体攻撃だ。ただ1人の1軍メンバー里崎も、下手から内角への直球でバットをボキッ。「いいんじゃないですか」と新戦力に一目置いた。のべ12人に対し、安打は1本だけ。四球はなし。
大学2年秋から1年間、制球力を付けるため下手に転向。3年秋から「肩を強くするため」と上手に戻した。ロッテは上手1本の育成方針で指名。だが古賀2軍監督は「人が持ってないものを持っているなら、ぜひ生かすべきでしょう」と二投流挑戦を言う。
ブルペンでは上で7割、下で3割の配分で練習時間を割く。相原は「どれだけ通用するか試合で試してみたい」と、実戦投入を待ち切れない様子だった。【中島正好】
[2006/2/14/08:40 紙面から]
写真=アンダースローでも投げる相原
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