エース清水、ボビーに感謝込め直球214球
「バレンタイン」にささげるエースの熱投だ。鹿児島で調整中のロッテ清水直行投手(30)が14日、計304球を投じ分離キャンプを打ち上げた。
最後は捕手の方が音を上げた。受けた吉留ブルペン捕手が「腰が痛くなって倒れそうだった」とグロッギー寸前、清水は“214球”すべてを直球だけで「完投」した。「自分は(練習で)投げて投げて勝ってきた投手。ハードな刺激を与えたかった」と大粒の汗をぬぐった。
キャンプ恒例の投げ込み日。まずブルペン50球で肩をつくり、シート打撃で2軍相手に40球を試した。「取りたいところでストライクを取れた」と実戦勘を取り戻すと、休息を取らず再度ブルペンで体をいじめた。「疲れたときにも、イメージしたフォームで投げられるように」と1時間、ノンストップだった。
バレンタインデーの214球には、バレンタイン監督へ感謝の意も込めた。WBCへの調整優先で国内残留を許された。「わがまま言って残してもらった。効果はあった」と、今日15日からは1軍本隊と合流する。清水は他の代表5人にも呼び掛けて、宿舎玄関で出迎えることにした。「チームとして本当のスタート。早くみんなの顔を見たい」。連覇に向け、いよいよボビー・チルドレンが一堂に結集する。【中島正好】
[2006/2/15/08:28 紙面から]
写真=ブルペン、シート打撃を含め合計304球を投げ込んだ清水
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