巨人由伸、3・18センターで1軍復帰へ
巨人高橋由伸外野手(30)が、今季からライトからセンターへコンバートされることになった。現在、昨年のオフに右足首の骨きょく除去手術の影響でリハビリが続いているが、16日からの第4クール初日からウォーミングアップで1軍練習に参加し、フリー打撃を行うなど、順調に回復している。1軍復帰についても故藤田元司監督(享年74)の追悼試合となる3月18日のソフトバンク戦に照準を定め、外野守備の要となる中堅でチームを引っ張っていくことになった。
チームのセンターライン強化のため、原監督の決断だった。「やはり野球の守備はセンターラインが大事。現代野球ではライトも重要だけど、ヨシノブにチームを引っ張っていってほしいという思いもある」と監督就任後に話していたが、すでにキャンプ前には高橋由本人にも伝えている。高橋由も「チーム方針ですから、断る理由はありません。まだリハビリ中の身ですが、監督のボクに対する気持ちも聞きましたし、期待に応えられるように頑張ります」と快諾している。
個人的な“ゲン直し”の願いもある。例年、ケガをすることが多い高橋由だが、ほとんどのケガがライトの守備機会でのアクシデントによるもの。昨年痛めた右足首も、フェンスに激突したためのケガでもある。原監督は「あまり気にしても仕方ないけど、気にもなる。新しいポジションでやってほしい」という要望を出し、コンバート案を遂行するつもりだ。
そんな原監督の思いは、十分すぎるほど伝わっている。気持ちだけでなく、センターの守備についても「やったことがあるポジションだし、心配はしていませんよ。思い切ってやります」と不安もなし。今キャンプでは外野手は2つのポジションをできるようにする指示が出ているが、復帰に向けてセンターの守備練習に重点がおかれる。高橋由の抜けたライトには若手の亀井、矢野を競争させるプランで守備力を重視した選手で固めていく方針も決まっている。
復帰に向けても順調そのもの。すでに1軍のウオーミングアップに参加し、フリー打撃も行えるようになっている。3月20日前後の1軍復帰プランだったが「順調にきています。3月18日の試合は藤田さんの追悼試合だし、その試合にはたとえ1回の打席になっても、守備だけの起用になっても出るつもりでいます」と慶大のOBでもあり、入団時に食事をしたこともある藤田氏の追悼試合(18日・東京ドームのソフトバンク戦)での復帰を誓った。外野の中心となるセンターで、高橋由がチームのけん引車になる。
[2006/2/21/08:40 紙面から]
写真=原監督は報道陣との懇親会に出席し、乾杯する
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