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清原「4番一塁」も3の0…ホロ苦デビュー

3回表阪神2死満塁、浜中は2点左前適時打を放ち一塁上で清原から声をかけられ笑顔を見せる

<オープン戦:阪神11−4オリックス>◇26日◇高知

 オリックス清原和博内野手(38)の新天地デビュー戦はホロ苦となった。阪神戦に「4番・一塁」で先発。全力疾走するなど動きは軽快だったが、3打数無安打に終わった。

 阪神投手陣の内角攻めにしてやられた。2回、先頭の第1打席は能見に三ゴロ。続く2打目も見逃し三振に倒れた。最後は中村泰に右飛に打ち取られたが、10球中8球が課題とされる内角球。それもコースにズバズバ決められた。

 清原「能見? 1打席目は僕が甘い球を打ち損じた。内角へ厳しい球? 2打席目は全部いい球が来てたよ」。

 宮古島キャンプでは紅白戦に出場したが、本格的な実戦は昨年8月11日横浜戦以来、半年ぶり。それでも初回一塁線を襲った阪神林の痛烈なゴロに素早い反応で処理。中村監督は「清原はよく足が動いている。負け惜しみじゃないけど、試合が出来たことに意義がある」と話した。

 スタンドは「清原人気」で試合前から大フィーバー。前売り時点で完売し、立ち見客も出たほどだった。阪神ファンからも大きな拍手が起こった。そんな雰囲気の中で“移籍初戦”を終えた清原は、六甲おろしの3番が終わるまで、一塁ベンチで待っていた。帰路のバスに乗る間際には「何回やっても、阪神戦は疲れるなあ」と苦笑いだった。

 午前中は土砂降りだった雨も昼前にはピタリとやんだ。思えば1月31日の宮古島入りでも突然大雨がやみ、虹の中宮古空港のタラップを下りた。まるで天の神様が演出したような晴れ男ぶりだ。「フーッ、疲れたよ」。心地よい疲労感を口にした清原は、開幕へ向け、すごみを増していくに違いない。【松井清員】

[2006/2/27/09:23 紙面から]

写真=3回表阪神2死満塁、浜中は2点左前適時打を放ち一塁上で清原から声をかけられ笑顔を見せる


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