【WBC】ボビー「足攻」が日本のお手本
<WBCエキシビション試合:ロッテ6−3台湾>◇2月28日◇東京ドーム
ロッテの“足攻”が日本代表の手本になる。初回からだった。5番橋本の5球目。先制適時打を放ったばかりの4番ベニーが二盗を決めた。成功直後はリードを取りすぎ、帰塁できずに刺されるが、次の塁を狙うどん欲な姿勢を見せた。計4本塁打と豪快さの裏で、計4盗塁は光った。
バレンタイン監督は「走塁にはかなり力を入れて春(キャンプ)は練習してきた」と成果にうなずいた。2日後に迫ったWBC本番では日本代表もつなぎの野球を目指しているが、同監督は「我々のはエキシビションゲーム。しかし日本代表の役に立てればうれしいです」と話した。視察した王監督の前で、相手の弱点を露呈させた。
見事なアシストにも、慎重さを失わない。台湾は計7投手をつぎ込んだが「他にも投手がいる。日本に向けては、ほかの投手が控えているのでは」と話す。さらに「試合はいいチームではなく、いいプレーをしたチームが勝つ。(勝敗は)何とも言えません」と続けた。昨季のアジアシリーズでチームを王者に導いた指揮官は、あえて手綱を締める。最高の贈り物を、日本代表が試合で生かすしかない。【今井貴久】
[2006/3/1/08:48 紙面から]
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