【WBC】イチロー脇役で大勝おぜん立て
<WBC1次リーグ:日本18−2中国(8回コールド)>◇3日◇初日◇東京ドーム
イチローが脇役に回って日本代表の大勝をおぜん立てした。2−2。同点とされた直後の5回表1死二塁。カウント2−3からの内角球を詰まりながら押し返すと、勢いのない飛球が遊ゴロになる。俊足を飛ばして一瞬早く一塁を駆け抜けた。「主役」がつないで、2番西岡へ。これが日本が息を吹き返す勝ち越し3ランを呼んだ。
「ここでプレッシャーを感じていたら、アメリカじゃ勝てない」。試合前のミーティングで選手全員にゲキを飛ばした。下馬評では絶対有利とされた中国戦。黙ってはいられなかった。試合後には「思いっ切り(周囲にも)プレッシャーをかけて、思いっきり力を入れていきました」といたずらっぽく笑った。久々の「イチロー」コールには「あれを聞いちゃうと1球目から打てなくなります」と再びニヤリ。内野安打のみの6打数1安打で「快音」はお預けとなったが、陰の主役は、やっぱりイチローだった。【浜田司】
[2006/3/4/09:23 紙面から]
写真=5回表日本1死二塁、イチローは遊安で一塁に全力疾走
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