
栗田、リストラに遭い一念発起!
リストラを乗り越えた左腕が夢をつかんだ。近鉄から7巡目で指名された栗田雄介投手(23=元宮城建設)は10月15日に藤井寺球場で近鉄の入団テストを受けていた。「テストを受けてからずっと待っていました。ずっと連絡がなかったので(指名は)ダメかと思っていた。夢がかなって、本当にうれしいです」と声を詰まらせた。
大学卒業後、今年4月から岩手県にある宮城建設に就職したものの、9月13日に野球部が廃部となって退職。「ビックリのひと言。当時はどうしたらいいのか分からなかった」という。しかし、一念発起して自らトレーニングを積み、10月に数球団のテストを受験。念願のプロ入りを勝ち取った。
最速143キロの速球は威力十分だ。球団は左のワンポイントとして期待を寄せる。梨田監督も「腕を少し下げたら面白い。頑張ってほしい」とエール。リストラを味わった左腕が、持ち前のハングリー精神でプロの世界に挑む。
[2003/11/20 紙面から]
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