
巨人2巡目西村、両思い実り笑顔
高校生NO・1右腕の西村健太朗投手(18=広陵)は、相思相愛の巨人からの2巡目指名に、安どの表情を浮かべた。「うれしかった。上位で指名していただいて本当に感謝しています。巨人のイメージ? 一番、人気があるというイメージです」。学校内で記者会見した後、広島に1巡目指名された女房役の白浜と並び、無数のフラッシュを浴びた。
意中の球団、巨人入りへの思いは強かった。「プロでやれるチャンスがあるのなら、一番、人気があるところでやりたかった」。強行指名の構えもあったヤクルトが、2巡目で山田(小松市立)を指名。西村の名は巨人2巡目に挙がった。無名だった1年秋から巨人山下スカウトが足を運び、雪の中、巨人だけが練習を見に来たこともあった。広陵・中井哲之監督は「ほっとしている。巨人さんは西村の1年秋から熱心に足を運んでくれた。西村も『見ててくれた』という気持ちがあったんでしょう」と教え子の胸中を思いやった。
同じように巨人を希望していた浦和学院・須永は、日本ハムから指名を受けた。西村は「須永とは甲子園の開会式で少し話しただけなので…。わかりません」と気持ちは察しても、言葉は濁した。ただ、自身の進むべき道はしっかり見据える。「広陵で3年間やってきたことを、プロでも出したい」。巨人の一員として、西村のプロ野球人生が幕を開ける。
[2003/11/20 紙面から]
写真=巨人から2巡目で指名を受けた西村は野球部員から胴上げされる(撮影・加藤哉)
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