
愛院大・筒井の入団内定!岡田新体制初補強、左腕王国だ
岡田阪神の補強第1弾は、最速148キロの豪腕左腕だ。大学NO・1左腕の愛知学院大・筒井和也投手(22)が4日、愛知県日進市内の同大学で阪神の指名あいさつを受け、自由獲得枠で入団することが内定した。筒井は入団の決め手を「大観衆を沸かせたい」とし、虎党と甲子園へラブコールを送った。左腕から繰り出す150キロ近い直球が武器で、井川2世の期待が高まる。
岡田阪神に朗報が届いた。大学NO・1左腕で、即戦力として先発ローテーション入りが期待できる筒井が、阪神入りを表明した。
この日、正午に嶌村スカウトディレクターと担当の北村スカウトが同校を訪れ、ドラフト自由枠獲得のあいさつを行った。筒井は快諾し、契約金1億円、出来高5000万円、年俸1500万円の最高条件で入団することも内定した。
最速148キロの大学球界NO・1左腕の心は、虎党が取り巻く甲子園のマウンドに向いていた。激しい争奪戦の末、地元の中日、横浜、阪神の3チームが残り、最終的に阪神が勝利したのは「大観衆を沸かせたい」という筒井の願いがあったからだ。
愛知大学野球リーグでは、01年春から03年春まで、無敗の24連勝記録を打ち立てた。02年春には台湾・日本交流大会で、初めて日本代表入りし、和田(ダイエー)らとともに戦うなど、能力の高さは実証済みだ。
北村スカウトは、右打者のインコースにクロスする速球を高く評価。さらに「チェンジアップを井川君から教わればいい。今は(チェンジアップの球速が)130キロ台になってしまうが、125キロ位で投げれればね」と、弟子入りのススメを説いた。共通点は左腕で速球派であること(井川は最速149キロ)。さらに井川の伝家の宝刀のチェンジアップを、筒井も今年春から本格的に投げ始めた。「吸収できるものは全部(吸収)したいです。体の作り方とか生活も含めて、いろいろ聞きたい」と早速、井川道場への入門を志願した。
「感動を与えられる投手になりたい」。江夏から井川−。ファンの心を奮わせた左腕大投手の系譜を継ぐ覚悟はできている。アピールポイントは「先発完投できる投手」。リーグ戦登板47試合で、実に23試合に完投し、タフネスさも証明。岡田阪神1年目の来季は、剛球左腕の2枚看板が誕生する。【酒井俊作】
[2003/11/05 紙面から]
写真=自由獲得枠での阪神入りが内定した愛知学院大の筒井和也は仲間に支えられ、力強く両手でガッツポーズ
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