| ▽第11試合 HERO’Sミドル級世界最強王者決定トーナメント決勝戦5分3回 |
| ○山本“KID”徳郁 | 1回4分39秒 KO | 須藤元気× |

KIDが初代ミドル級世界王者になった。トリッキーに動く須藤に対し、ローキックでペースを握る。グラウンドでも相手をコントロールし、再びスタンドへ。カウンター気味に右フックを首元へヒットし、倒れたところにパンチを6連打してフィニッシュした。KIDは「まだ始まったばかりなんで、これからでしょう。HERO’Sを盛り上げる」と宣言した。
写真=須藤(左)に勝利した山本“KID”徳郁はジャンプして喜ぶ(撮影・田崎高広) |
| ▽第10試合 HERO’S特別ルール10分2回 |
| ホイス・グレイシー | 引き分け | 所英男 |
| 所が大健闘でまた株を上げた。グレイシー最強といわれるホイスに1回、激しい打撃戦を仕掛けて鼻から流血させ、バランスを崩すと迷いなく頭部へのローキック、パウンドを狙った。グラウンドの攻防では相手のテクニックにパスガードができず、上になりながら耳の裏に掌底を浴び続けたが闘志は衰えない。2回も積極的に攻めた。グラウンドで胴絞めに捕まり、裸絞め、三角絞めを狙われながら休むことなく動いて脱出。残り30秒からはなりふり構わず殴りかかった。2回で決着がつかずに引き分けたが、ホイスも素直に称える好ファイトだった。 |
| ▽第9試合 総合格闘技ルール5分3回 |
| ×曙 | 判定 | ボビー・オロゴン○ |
「史上最強の初心者」が再び奇跡を起こした。軽いフットワークで曙の周りを動きながらローキックを狙うが、圧倒的な体格差でコーナーに押し込まれる。グラウンドでは130キロも重い体を浴びせられ、肩固めで動きを止められた。2回に入るとスタンドでは距離を取り、完全にスタミナ切れの曙を打撃で揺さぶる。グラウンドで下になってもスキを突いてパンチをヒットするなどペースを握った。3回には元横綱を「来い! 来い!」と挑発。完全に足が止まった曙を一方的に攻め続け、3−0の判定をものにした。
昨年のアビディ戦に続く連勝にボビーは「去年は泣きましたけど、今回は絶対に泣きます。いや、泣きません。応援してくれたみなさん、ありがとうございました。早く帰りたいので、えーと何だっけ? ありがとうございました」と笑顔。一方、素人に屈した曙は格闘家人生に赤信号が灯った。 |
| ▽第8試合 K-1ルール3分3回延長1回 |
| ○セーム・シュルト | 2回41秒 TKO | アーネスト・ホースト× |
| K−1王者シュルトがホーストとの新旧王者対決を制した。1回から攻勢に出て、2回には得意のひざをカウンターで顔面に決めてダウンを奪った。ロープを背に倒れたホーストは顔面から出血し、そのままドクターストップ。シュルトが王者としての強さを見せつけた。 |
| ▽第7試合 K-1ルール72キロ契約3分3回延長1回 |
| ○魔裟斗 | 2回1分58秒 TKO | 大東旭× |
| 魔裟斗の完勝だった。元ボクシング日本王者・大東の大振りパンチを冷静に見極め、右ローキックでダメージ与える。1回に1度、2回に3度のダウンをすべて右ローで奪う完勝。パンチのスピード、確実性でも圧倒した。左ひ骨骨折で5カ月ぶりのリング登場だったが「今回は出る予定はなかったけど、お客さんに喜んでもらえれば幸いかな。来年はオレ働くんで、かなり戦うんで応援に来てください」とファンに復帰を報告した。 |
| ▽第6試合 K-1ルール3分3回延長1回 |
| ○武蔵 | 判定 | ボブ・サップ× |
| 武蔵が日米スーパースター初対決に判定勝ちした。1回はサップの様子を見て2回へ。ロープに詰められて背を向けた瞬間、後頭部への反則パンチを浴びた。インターバルが与えられたが再開後もダメージが残り、パンチを連打されてダウン。3回になってようやく体勢を立て直し、顔面へのパンチとミドルキックを的確にヒット。サップのスタミナ切れもあり、ボディーへの左ミドルでスタンディングダウンを奪い返した。その後も攻め続けて3−0の判定を制した。 |
| ▽第5試合 K-1ルール3分3回延長1回 |
| ○レミー・ボンヤスキー | 判定 | ザ・プレデター× |
| K−1前王者ボンヤスキーが辛くも白星をつかんだ。体格で勝るプレデターの重いパンチに手こずり、連打を浴びてふらつく場面もあった。3回にやっと得意の跳びヒザ蹴りを連発して反撃したが、判定は2−1のきわどいものだった。 |
| ▽第4試合 HERO’Sルール75キロ契約5分2回延長1回 |
| ○永田克彦 | 判定 | レミギウス・モリカビュチス× |
| 永田が総合デビュー戦を白星で飾った。ゴング直後からレミギウスに切れ味鋭い胴タックルを浴びせてグラウンドに持ち込み、パンチを連打。スタンドでもスープレックスを決めて、レスリング五輪メダリストの実力を見せつけた。グラウンドでの打撃戦を中心に終始攻勢で、判定は3−0だった。 |
| ▽第3試合 HERO’Sルール5分3回 |
| ○中尾芳広 | 反則 | ヒース・ヒーリング× |
| 中尾が熱い口づけで反則勝ちした。試合前、額をくっつけたにらみ合いで、勢い余ってヒーリングにブチュ〜とキス。このハプニングに完全にキレたヒーリングの右フックをアゴに浴びてダウン。ヒーリングは「ヤツはホモだ!」と怒りが収まらなかった。試合開始を先送りされたが中尾のダメージは回復せず、反則勝ちの裁定が下った。 |
| ▽第2試合 HERO’Sルール5分3回 |
| ○ジェロム・レ・バンナ | 2回1分14秒 KO | アラン・カラエフ× |
| レバンナが自慢の剛腕で勝利した。1回はグラウンドの攻防でカラエフに先手を許したが、2回に入ると得意の打撃で流れを引き戻す。そのままパワフルなパンチで反撃機を与えずにKO勝ちした。 |
| ▽第1試合 HERO’Sルール5分3回 |
| ×ピーター・アーツ | 1回30秒 足首固め | 大山峻護○ |
| 大山がK−1の暴君を総合で秒殺した。ゴング直後の回し蹴りの奇襲からアーツの攻撃をかいくぐってグラウンドへ。左足をキャッチするとアンクルホールドを決めてギブアップさせた。 |