| ▽第9試合 IWGP・U−30無差別級選手権試合(60分1本勝負) |
×棚橋弘至 (王者) | 24分45秒 腕ひしぎ逆十字固め | 中邑真輔○ (挑戦者) |
初代王者・棚橋が12度目の防衛に失敗した。IWGPタッグ王座を保持するパートナー中邑との防衛戦。両ヒザ故障を感じさせずにリング内を縦横無尽に動き回り、エプロンから場外へブレーンバスターを狙うなど、この試合にかける意気込みを感じさせた。腕ひしぎ、三角絞めで攻め込まれもしたが、ドラゴンスリーパー、裏DDT、胴絞めドラゴンスリーパーで追い込んだ。エルニーニョを決められても羅骭下を自爆させ、パワーボムで切り返す。再び三角絞めを決められたが、高々と持ち上げて頭からたたき落とした。しかし、スキを突かれて腕ひしぎを食い、必死に粘ったが最後は完全に腕を伸ばされてタップ。U−30のベルトが初めて移動した。
◆中邑「ベルトを取ったことより、棚橋弘至に勝てたことがうれしい。今日は勝ったけど、満足も納得もしていない。まだまだ進化していく。このベルトは封印したい。U−30の選手がIWGPヘビー王座に挑戦できる状況をつくっていきたい」
◆棚橋「何度も勝つチャンスはあった。人生でこんなに悔しい経験はないし、プロ生活でこんな悔しくて悲しい負けはない。中邑のスタイルは好きじゃないけど、それも時代なのかな」 |
| ▽第8試合 闘魂杯ともえ戦(各15分1本勝負ともえ戦) |
| ○蝶野正洋 | 11分45秒 FTS | 天山広吉× |
蝶野が長州、天山を苦しみながら連破し、ともえ戦を勝ち抜いた。天山戦では3度のアナコンダバイス、ダイビングヘッドバット、猛牛裸絞め、ツームストンをすべてカウント2で跳ね返し、最後はムーンサルトをかわして一気にSTFへ。さらにFTSに移行してタップを奪った。試合後には、リングに星野総裁、村上、柴田らが上がり、蝶野とガッチリ握手。BNJ軍団が一気に勢力を拡大した。
<○蝶野−長州×=6分54秒・体固め>
長州がラリアットにこだわって墓穴を掘った。パワー全開、右腕を振り回して蝶野を押し込んだが、決着を狙って突進した瞬間、カウンターのケンカキック、スライディング式ケンカキックを浴びて3カウントを聞いた。
◆蝶野「今年ははっきりカタをつける。新日本は昨年、会社もリングの上も代表が不在だった。05年は俺が全部の代表になる。体調も上々、怖いものは何もない。俺がベルトを取る」
◆天山「情けない…。言い訳もない。正直、コンディションは100%でなく、リングに上がるのが怖かったが、IWGP王者だからこそこんな負けは許されない」 |
| ▽第7試合 アルティメット・ロワイヤル(時間無制限) |
| ○ロン・ウォーターマン | 1分41秒 腕固め | 永田裕志× |
ウォーターマンが決勝で永田を下し、優勝賞金1000万円を獲得した。参加8選手が一斉にリングに登場して相手を指名し合い、対戦がまとまった順番で戦っていく形式で行われた。ウォーターマンは、成瀬、中西を、永田はウルフ、スミヤバザルを下して決勝へ。開始早々にウォーターマンはタックルを浴びてテークダウンを奪われ、パンチを連打されてピンチに陥った。これをしのぐとスタンドから永田のミドルキックをキャッチし、そのまま体を浴びせるようにして押し倒してハーフガードポジションに。さらにサイドにポジションを変えると一気に永田の腕を極めてタップを奪った。
▽1回戦
<○ウォーターマン−成瀬×=2分35秒・TKO>ウォーターマンは三角絞めにきた成瀬をそのまま持ち上げ、パワーボムでたたきつけた。半失神の成瀬にマウントからパンチを連打すると、レフェリーが試合を止めた。
<○中西−矢野×=3分9秒・腕固め>グラウンドの攻防から中西がアームロックで矢野からタップを奪った。
<○スミヤバザル長井×=5分46秒・袈裟固め>スミヤバザルがタックルからテークダウンを奪い、サイドポジションへ。そのまま首をがっちり決めると長井がタップした。
<○永田−ウルフ×=5分49秒・カカト固め>ウルフのタックルでグラウンドへ。下になった永田だが、冷静にウルフの攻撃を読み、三角絞めでタップを奪った。
▽準決勝
<○ウォーターマン−中西×=1分2秒・前方首固め>果敢にタックルに入った中西だが、タックルをそのままキャッチされ、前方首固めを極められて無念のタップ。
<○永田−スミヤバザル×=1分53秒・TKO>永田がスミヤバザルのタックルにヒザを合わせてテークダウンを奪い、マウントポジションから顔面へパンチを連打するとレフェリーがストップした。
◆観戦した元WWE世界王者ブロック・レスナー「エキサイティングなショーだった。ロンも永田もいい選手だ。新日本参戦? WWEとの契約が残ってる。今日は猪木さんから招待されて見に来た」
◆ウォーターマン「思った以上にタフな試合で大変だった。誰と戦うか分からず、休憩もなくて大変だった。蝶野はいい友人だから、今後も助っ人としていつでも駆けつける」
◆永田「あまり集中できなかった。1つに集中してやりたかった。正直言うと、拳を先シリーズで痛めて、(克彦との)レスリングで足も痛めて、右腕も元々よくないし、満身創痍だった。ヒジを壊されちゃったね。分かってんだけど決められちゃった。足がロープが届く位置だったから、一瞬ロープブレークが頭をよぎったんだけど…」 |
| ▽第6試合 闘魂杯シングルマッチ(2)(30分1本勝負) |
| ×西村 修 | 19分28秒 片エビ固め | 小島 聡○ (全日本プロレス) |
小島が同期対決を制した。強引なラリアットを中心に攻めを組み立てたが、西村に弓矢固め、エルボーなどの無我ワールドで対抗された。岩石落とし3連発、ドラゴンスクリューから足4の字固めと流れるような昭和プロレスの前に一時は防戦一方。しかし、コジコジカッター1発でピンチを脱出し、西村の後頭部にラリアットを放つと「立て〜」と叫んでから剛腕ラリアット4連発。さらに右ヒジのサポーターを外して打ったラリアットで勝負を決めた。
◆小島「(ラリアットを何発も打ったのは)西村にずっとラリアットプロレスと言われ続けてきたから。やみくもに打つのがラリアットプロレスじゃない。どれだけ魂を込めて打っているか、それを分かってほしかった。第3世代は遅すぎたとか、天下を取り損ねた男とかいろいろ言われているが、オレは3冠取るまで終われないから」
◆西村「無我の理屈を10年かかって構築できたのも対極があったから。結果を出せなければしょうがないが、思想的な違い。10カウント以内に立つのがやっとだった。対極が弱くちゃ張り合いがない。確かに3カウント取られたけど、今日1日では勝敗はつかない。これで今年のテーマができた」 |
| ▽第5試合 闘魂杯シングルマッチ(1)(30分1本勝負) |
| ×飯塚高史 | 9分45秒 裸絞め | 鈴木みのる○ (パンクラスMISSION) |
鈴木が飯塚を絞め落とした。まさにストロングスタイルというゴツゴツとした戦い。顔面への張り手合戦、バックを取り合いから関節技を狙うというこの2人ならではの濃密な試合内容に場内も沸いた。最後は、久々の試合でスタミナを切らした飯塚に鈴木がガッチリと裸絞めを決め、レフェリーが試合を止めた。
◆鈴木「裸締めは飯塚なんで、こだわった。再戦?またやってやってもいいけど、面白い相手でもないしね。これでいい新年が迎えられるね」 |
| ▽第4試合 レスリングエキシビジョンマッチ・プロアマ兄弟戦 |
| ○永田裕志 | 15−11 | 永田克彦× |
| 永田裕志がシドニー五輪グレコローマン69キロ級銀メダリストの弟克彦と5分のアマレスエキシビジョンマッチに挑んだ。15−11で裕志が勝ったが、30キロ近い体重差がありながら、克彦が裕志をスープレックスで投げ捨てるなど白熱した内容だった。レスリングの世界の強豪が総合格闘技へ次々に進出しているだけに、克彦の今後が注目される。 |
| ▽第3試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合(60分1本勝負) |
×ヒート (王者) | 14分17秒 猛虎原爆固め | タイガーマスク○ (挑戦者) |
タイガーマスクが猛虎原爆固めでヒートを下し、第47代IWGPジュニア級王座に就いた。ヒートの重い蹴り、フィッシャーマンを中心とした投げ技に苦しんだタイガーだが、ベルト奪取にかける執念で何度もピンチをしのいだ。最後も後頭部にヒートの蹴りを2発受けてフラフラになりながら、一瞬のスキをついてバックを取ると一気に猛虎原爆固めで試合を決めた。ヒートは圧倒的に試合を支配したが、痛めている左肩をテーピングしていたために技に本来のキレがなく、12度目の防衛に失敗した。
◆タイガー「もっとタイトル戦らしい戦いになるいと思ったのに、空回りした。ヒートはさすがに11回も防衛した選手だね。今年は、タイガーマスクがもう1回ブレークするから」
◆ヒート「今日は完ぺきに負けたから、握手ができた。次はIWGPヘビーのベルトに挑戦したい」 |
| ▽第2試合 IWGPジュニアヘビー級王座挑戦権争奪シングルマッチ(30分1本勝負) |
| ×金本浩二 | 10分30秒 エビ固め | 獣神サンダー・ライガー○ |
ライガーが金本を下し、IWGPジュニア王者への挑戦権を獲得した。序盤から両者の意地がぶつかり合う激戦になり、ライガーが掌打、雪崩式岩石落とし、垂直落下式ブレンバスターと大技中心で攻めれば、金本は徹底した関節狙いで応戦。一進一退の攻防が続いたが、最後はライガーの作戦勝ちだった。足首を固められたが巧みに体勢を入れ替え、逆さ押さえ込みで3カウント。ぼう然とする金本に対して、ライガーは頭を指さしながら「ここの差だよ」とアピールした。
◆ライガー「中西とタッグを組んでヘビー級のベルトに挑戦させろ。新日本が一番遅れてるよ。他団体はやっているのに。とにかく中西と挑戦させろ」 |
| ▽第1試合 闘魂杯タッグマッチ(15分1本勝負) |
竹村豪氏 井上 亘 | 引き分け | 邪 道 外 道 |
| 邪道、外道のIWGPジュニアタッグ王者チームに挑んだ井上、竹村組だが、試合時間15分では攻め切れずにに引き分けた。序盤から集中攻撃を浴びた竹村は、井上の好フォローもあって必死の反撃。外道のスーパーフライを耐え、終了間際には飛龍裸絞めで攻めたが無念の時間切れとなった。 |