15年ぶり師弟対決は藤波に軍配
アントニオ猪木(60)と藤波辰爾(49)が夢の「対決」を実現させた。第4試合終了後、1億円の豪華衣装を着た猪木が、サンバのリズムでみこしに乗って派手に登場。現役引退を決意した新日本藤波社長に花束を手渡すと、突然蹴りを入れて殴りかかった。88年8月の最後の対戦以来、15年ぶりに2人が対戦だ。
上着は脱いだもののシャツは着たまま、レフェリーもいない。それでも観衆の目はリングに釘付けになった。猪木の蹴りに倒れる藤波。乾いた受け身の音が、会場に響いた。寝技では目まぐるしく攻守が入れ替わる。わずか2分ほどの実戦披露。最後は藤波が裸絞めで猪木を失神? させた。スタンドの「猪木コール」と「藤波コール」で、ムードは最高潮に達した。
過去6勝1分け、初めて愛弟子に「負けた」猪木。笑顔で体を起こすと「私の愛弟子が引退します」と場内に藤波を紹介した。「この道をゆけば、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし」とメッセージ。体調不良だったはずの藤波も元気いっぱいに「猪木さん、この続きは1・4で!」と、師匠へ新日本東京ドーム大会への来場を呼びかけていた。
写真=藤波に絞め落とされた猪木
ベガス格闘技「夢」構想
アントニオ猪木が、アテネ五輪前に「グラディエーター」という独自の格闘技イベントを開きたい意向を示した。猪木によると米ラスベガス、韓国、イタリア、中国など全世界から開催オファーが届いているという。「選手が表現する場が足りない。お金がかかるが、オリンピックの前に仕掛けてみたい」という。猪木祭とは別のイベントで、あくまで夢構想として語った。
写真=きらびやかなコスチュームで登場する猪木
春にも猪木祭!?
今回で4回目の開催となった「猪木祭」が、今春にも関東圏での開催を検討していることが12月31日、分かった。猪木祭実行委員のケイ・コンフィデンス川又誠矢社長が明らかにしたもの。これまではTBS系で放送されたが、今回から日本テレビが3年契約で放送権を獲得。年間に複数回の興行を視野に入れた契約になっており、今回3選手を送り込んできたロシアの名門団体レッドデビルの選手らも有力参戦候補となりそうだ。川又社長は「うまくいけば次は春にやりたい。場所は関東圏」と具体的に話した。会場は2、3回目を開催したさいたまスーパーアリーナなどが候補。
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