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06年主役は魔裟斗、MAXで本格復帰

公開練習で風邪予防のため報道陣全員がマスクを着用する中、会見する魔裟斗(撮影・浅見桂子)

 カリスマ魔裟斗(26=シルバーウルフ)が06年リベンジロードのスタートを切った。17日、都内のシルバーウルフジムで、練習を公開した。K−1 WORLD MAX日本代表決定トーナメント(2月4日、さいたまスーパーアリーナ)のスーパーファイトで、イアン・シャファー(オーストラリア)と戦う。昨年は左足骨折もあり、不本意な1年を送った。今年はブアカーオ、サワーの歴代王者、山本“KID”徳郁ら因縁の相手を倒し、03年以来の王座奪還を狙う。

 借りは返す。2月のWORLD MAXで本格復帰する魔裟斗は、3年ぶりのタイトル奪還だけでは満足できない。4月に開幕する世界一決定トーナメント。魔裟斗は「(ブアカーオとサワーが)出てくれば当たる可能性は高いでしょうね」と不敵に笑った。表情には決意がみなぎっていた。

 因縁の相手に決着をつける。04年の同トーナメント決勝で敗れたブアカーオ。昨年、左足ひ骨(すねの外側の細い骨)骨折の欠場中に王座をさらわれたサワーに、04年大みそかのDynamite!!で判定決着に終わった山本“KID”徳郁。K−1の谷川貞治イベントプロデューサーは年内の再戦プランを立てる。魔裟斗は山本戦だけは「もうやったから」と再戦には否定的も、KO決着を望む声が高まれば、いつでも返り討ちにする自信がある。

 厳しい道のりを乗り越えてきた。02年5月、初の世界一決定トーナメント準決勝で、優勝したクラウスに敗れた。同年10月もドローに終わるがあきらめない。翌03年7月の同トーナメント決勝、三度目の正直で、因縁の相手にKO勝ちし、初優勝。そんなリベンジ劇がMAXの大ブレークにつながった。今年は、これまで以上のドラマをファンに見せるつもりだ。

 昨年は左足のケガで、約半年間、戦線離脱した。その間に、山本“KID”徳郁が総合格闘技のHERO’Sで活躍。昨年大みそかには同ミドル級王者に輝いた。「おれがいれば、おれが(盛り上がりを)持っていくからね」。昨年大みそかに大東をKOして試運転を終えた。2月の本格復帰戦の相手シャファーを、山本が昨年7月のHERO’SでTKOしているだけに「今回は調整試合。とりあえず倒そうと思っている」と淡々と言ってのけた。4月の世界一決定トーナメントから始まるリベンジ戦の試運転としてKOを狙う。今年の主役は絶対に譲らない。【田口潤】

[2006/1/18/09:00 紙面から]

写真=公開練習で風邪予防のため報道陣全員がマスクを着用する中、会見する魔裟斗(撮影・浅見桂子)


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