35歳の越本隆志(Fukuoka)が選手生命をかけて世界のリングに立つ。WBC世界フェザー級タイトルマッチは今日29日、ゴングが鳴る。同級王者の池仁珍(32=韓国)に挑む越本は「プロ14年の総決算」と断言。父の英武会長(62)も「今回の試合が終わり」と最後の挑戦になることを強調した。28日の計量は両者とも一発パス。日本最年長王者誕生への舞台は整った。
試合会場の九電記念体育館は、越本が5、6歳だったころから父に何度も連れてきてもらった思い出の地。父子の夢が始まった原点ともいえる会場だ。ジム会長を父親に持つボクサーの世界戦戦績は前回の越本を含めて4戦全敗と分が悪いが「この会場で世界戦のリングに上がるべくして上がる。運命づけられていたと感じる」と越本の自信は揺るぎなかった。
[2006/1/29/09:38 紙面から]
写真=チャンピオンの池(左)の横で、ポーズをとる越本(撮影・梅根麻紀)