健介、小橋と夢タッグ!/健介興行
<佐々木健介デビュー20周年興行>◇11日◇東京・後楽園ホール◇2200人
佐々木健介(39=健介オフィス)が剛腕連係で20周年を飾った。小橋建太(38=ノア)と初タッグを結成。天龍源一郎(56)中嶋勝彦(17)組と激突し、2人合わせて逆水平チョップ計208発の乱れ打ち。小橋との合体技も披露し、最後は佐々木がこん身のラリアットで中嶋を沈めた。また、20周年を機に化身パワー・ウォリアーの復活を予告し、日本マット活性化に意欲をみせた。
剛腕の魂が燃えた。佐々木が初タッグの小橋に差し出した右腕に自らの右腕を交差させた。パワーを注入した右腕で力強いラリアット。初激突の「息子」中嶋をマットに沈め、20周年興行を締めた。「泣くまいと思っていたけど泣いた。感無量」。小橋と抱き合うと両目から涙がこぼれた。
剛腕に触発された。ゴング直前、5発ずつ逆水平チョップを打ち合い、気合を入れた。交互にマシンガンチョップを中嶋の胸にさく裂させると、天龍にもサンドイッチ式で逆水平、けさ斬りチョップの合体技で押しつぶした。小橋の144発に対し、佐々木も負けじと64発のチョップ。計208発を打ち込む剛腕連係で圧倒した。「今後、あるかないかのタッグ。自分に花を添えてくれた以上にプロレス界に花を添えてくれた」。佐々木が素直に感謝した。
剛腕の勢いが、封印していた化身復活も実現する。佐々木は第1試合にドラゴンゲートのフロリダ・ブラザーズと一緒にケインスキーに変身。ほかにマスク・ド・ボルケーノの顔もあるが、その原点はパワー・ウォリアーだ。WWE日本公演時に来日した元ロード・ウォリアーズのアニマルからコンビ結成オファーも受けた。「実現はなきにしもあらず」とヘルレイザーズ2の誕生に前向きだ。会場には満員札止めの2200人が詰めかけるなど、その人気は絶大。「この体がある限り精進したい。プロレスをよろしくお願いします」。佐々木の剛腕が、沈滞ムードのプロレス界を活性化させる。【藤中栄二】
[2006/2/12/10:07 紙面から]
写真=天龍(中央)にダブルタックルを見舞う佐々木(左)と小橋(撮影・宮川勝也)
|