須藤、判定勝ちも左足負傷/HERO'S
<HERO’S:東京大会>◇15日◇日本武道館◇観衆8770人
須藤の「格闘技の構造改革」は、大きな代償を支払うことになった。ムエタイの元世界王者ローセン戦に、上下茶色のカンフー着で登場。延長の末に3回終了判定で勝った。持ち前のパフォーマンスで観衆を沸かせて06年初戦を白星で飾ったが、1回に見せた派手な回転ひざ固めの際に左足を負傷。「相手の体重がそのまま乗っかってしまい『バキッ』という音がした。何カ月かは治療にかかる。5月は間に合わない」と明かした。
2回以降は痛みとも闘った。初めて試したカンフー着も上着は脱ぎ、通常のスタイルに近づけた。「カンフー着はいつもの倍以上疲れる。でも強さ以外にも、いろいろな人にアピールできる。格闘技の構造改革です。少しでも枠を壊していきたい」と後悔はない。昨年大みそかの山本戦で敗れたが「精神的な経験値は上がった」と成長を自覚。王座への挑戦は遠のいたが、トリックスターの挑戦は続く。
[2006/3/16/08:43 紙面から]
写真=須藤(上)はローセンにパンチを浴びせる
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