高山が負傷判定で日本王者/ボクシング
<プロボクシング:日本ミニマム級タイトルマッチ10回戦>◇18日◇東京・後楽園ホール
挑戦者で前WBC世界同級王者の高山勝成(22=グリーンツダ)が、9回負傷判定で新王者となった。8度目の防衛を目指した小熊坂諭(29=新日本木村)との世界ランカー対決をスピード、技術で上回って主導権を握ると、9回2分8秒に偶然のバッティングで王者が左目上から出血してレフェリーストップ。そこまでの採点で、3−0で高山が上回った。元世界王者の日本王座獲得は、82年の元WBA世界スーパーウエルター級王者三原正以来2人目。高山は17勝(7KO)2敗、小熊坂は24勝(9KO)7敗3分けとなった。
高山が再出発の日本王座を獲得した。小熊坂の顔面に左右のストレートを浴びせた。懐に入ればボディーを連打。王者の左目上カットによる負傷判定で最大2点差だったが、採点以上にスピード、技術でV7王者を圧倒した。日本タイトルだが、前WBC王者にとっては大きな意味がある。WBCランクでは高山が4位で小熊坂は3位と格上。「意義がある試合。ベルトを巻くと気持ちいい」と笑顔を見せる。現在はWBA、WBCともミニマム級王座は日本ジム所属選手が保持。統一戦も浮上しており、世界戦のチャンスは先だが「肉体、技術、精神面が世界に通用するように鍛えたい」と決意を新たにした。
[2006/3/19/08:53 紙面から]
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