ノア若手興行「セム」はびっくり箱
ノアの新イベント「セム」が21日、東京・ディファ有明で旗揚げされる。新四天王世代を除く、丸藤正道(26)力皇猛(33)らをメーン選手とした若手の新興行となる。経費節約の手づくり興行だが、三沢光晴社長が最初に考案したノア興行形態をイメージし、入場者340人限定、チケット販売は当日券、対戦カードは当日発表、紫色のマット、パンフレットはDVDと趣向を凝らした新たな試みが満載。ノアの将来を担う次世代が独自路線で存在をアピールする。
イベント名「セム」は旧約聖書・ノアの箱舟に登場するノアの長男名から採用した。その名の通り三沢ら「親」がいない。丸藤、力皇らの「子」が主役として活躍する。丸藤は「上がいないマットで何かをつかむ」と使命感を口にした。趣向を凝らした新興行。会場はディファ有明、入場者は340人、チケットは当日券で先着順の自由席だけ。対戦カードも当日発表の「びっくり箱」形式だ。マットは他団体にない紫色で、パンフレットは異例のDVDで入場者に無料配布のサービス。内容は選手によるコントが盛り込まれた秘蔵映像とプレミア感たっぷりの演出となる。
ノアの原形が盛り込まれる。全日本離脱を決意した当初の三沢は柔道、空手など格闘技経験のある若手を5人集め、1大会に3試合、年間4、5回の興行を行う構想を描いていた。
昨秋からセムを考案したノア仲田取締役は「あの当時のイメージと近い」と説明する。未知数の若手興行は経費も限られる。2回目以降は会場使用料を安くするため、平日夜に行われる予定。丸藤は「お客さんにノアと変わらないと思われたらダメと強調。セム世代にとっては真価を問われるイベントになる。
[2006/3/21/12:24 紙面から]
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