|
2004/07/06
|
 |
カリスマ的存在「ティーン女優」
最近のハリウッド映画を見ていていると、10代の若き女優の活躍に目を奪われます。
子役というより、「ティーン女優」という言葉がぴったりな彼女たち。10代にして立派にハリウッド映画で主役を務め、米経済誌フォーブスが発表する「有名人番付100」にも堂々とランキングするティーン女優たち。小中学生の少女たちの「憧れの的」としてカリスマ的存在の彼女たちって何者?
おそらく一番の注目株はこの人。「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」で一躍人気者となったキーラ・ナイトレー(19)です。英ロンドン生まれのナイトレーは、「ベッカムに恋して」でハリウッドのプロデューサーたちを虜にし、その後も「ラブ・アクチュアリー」などに出演し、正統派女優としてスター街道をまっしぐら。今夏も「パイレーツ・−」のプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマ―氏が贈る大作「キング・アーサー」ではヘソ出し衣装に身を包んだ女戦士役で話題となっています。大人っぽさと少女のような可憐さを重ね合わせたナイトレーは、今後の女優としての活躍がますます期待されています。
同じ19歳で将来が期待されているのは、「ロスト・イン・トランスレーション」のスカーレット・ヨハンセンでしょう。昨年は「ロスト・−」と「真珠の耳飾りの少女」で、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門とコメディ部門の両方で主演女優にノミネートされ、女優としての実力は折り紙付き。そんな彼女は10歳で映画デビューし、若干14歳にしてロバート・レッドフォードのお目がねにかなって「モンタナの風に抱かれて」に出演するなど、女優としての素質はピカイチ。
最近のタブロイド誌を賑わせているティーン女優は、リンゼイ・ローハン(17)。「フォーチュン・クッキー」や「ファミリー・ゲーム/双子の天使」などで知られ、最近も「ミーン・ガール(原題)」が大ヒットしたばかり。クラブでの夜遊びが写真誌に報じられたり、父親が暴行事件を起こすなど何かとスキャンダルばかりが注目されているが、メジャー映画会社の作品に次々と主演しており、実力、人気ともにNo.1。昨年の年収は200万ドル(約2億2000万円)。フォーブス誌のランキングで97位に入り、今後の成長が期待されるところ。
芸歴が実年齢と一緒という長いキャリアの持ち主アシュレイ&メアリー・ケイト・オルセン姉妹(18)は、女優、実業家、大学生の肩書きを持つスーパー・ティーン女優です。生後9カ月でドラマ「フルハウス」に出演して人気を博した姉妹は、女優として活躍する傍ら自らのファッションブランドを立ち上げ、昨年の年収は2800万ドル(約30億8000万円)。2人の初主演コメディ「ニューヨーク・ミニット」が公開されたばかりで、もっとも有名なティーン女優としてフォーブ誌48位にランクイン。将来は双子としてではなく、個々での映画出演も希望しているという。
今夏公開予定の「ア・シンデレラ・ストーリー(原題)」に主演しているヒラリー・ダフは若干16歳ですが、昨年の年収はなんと850万ドル(約9億3500万円)。最近は歌手デビューも果たし、自身のファッション・ブランドも立ち上げるなど、小中学生たちのアイドルとして活躍の場を広げています。
サラブレッドとして活躍中なのが、ティム・ロビンスとスーザン・サランドンの娘エヴァ・アム―リ(19)。実父は映画監督で育ての父親はロビンスという家系に生まれ育っただけに、将来が期待されています。
他にもアマンダ・バインズ、ミスチャ・バートンなど日本での知名度は今イチでも、ハリウッドでは人気のティーン女優はたくさんいます。ハリウッドの今年のサマー映画でもティーン女優たちは大活躍しています。今が旬のティーン女優たちの活躍をぜひスクリーンでチェックしてみては?
(このコラムの更新は毎週火曜日です)
【千歳香奈子】