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nikkan the CINEMA
砂と霧の家


出演: ジェニファー・コネリー、ベン・キングスレー、ショーレ・アグダシュルー、ロン・エルダード、フランシス・フィッシャー、キム・ディケンズ
監督・脚本: ヴァディム・パールマン
脚本: ショーン・ローレンス・オットー
製作総指揮: ニーナ・R・サドウスキー、スチュワート・ティル
原作: アンドレ・デビュース3世
配給: ギャガ・ヒューマックス共同配給
上映時間: 2時間6分
公開日: 11月6日(土)より丸の内ピカデリー2ほか全国松竹・東急系にてロードショー

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<< STORY >>

 亡き父が残した海辺の一軒家に住んでいるキャシー・ニコロ(ジェニファー・コネリー)。結婚生活に失敗し、夫に去られた彼女は、仕事もなく1人失意の日々を送っている。遠くに住んでいる母には、そのことを言えず、「幸せにしている」と電話で嘘をつくキャシー。そんなとき、たった数万円程度の税金未払いから、家を差し押さえられてしまうことに。後に、それが行政の手違いであったことが判明するが、すでに家は他人の手に渡っていた。

 新しく家主になったのは、政変でイラクを追われ、アメリカに亡命したベラーニ元大佐(ベン・キングスレー)の一家。かつて、優雅な生活を送っていたベラーニも、今は肉体労働に身をやつしている。献身的な妻ナディ(ショーレ・アグダシュルー)と愛する息子のためにも、新しい家でもう一度、人生をやり直そうと心に誓うベラーニ。美しい夕日と海が見えるその家は、彼が故郷で持っていた別荘に似ていた。家を失ったキャシーは、レスター警官(ロン・エルダード)の力を借りて、ベラーニに家を返すように詰め寄るが、応じてもらえない。父との思い出を守ろうとするキャシーと、新たな生活へ希望を託すベラーニ。それぞれの思いで家に固執する2人の対立は、徐々に激化していく。そして、幸せを求めるための争いは、皮肉にも彼らに幸せの本質を見失わせてしまうことに。そんなとき、2人の目を開かせたのは、妻ナディと息子の無償の優しさだった。自分が本当に求めていたものが、家ではなく家庭であることに気付いた彼らは、ようやく心通わせる。しかし、すでに狂ってしまった運命の歯車は、元には戻らない。つかの間の平和の後、彼らを待っていたのは、あまりに悲しい運命だった…。

<< INTRODUCTION >>

 美しい海と夕日が見える一軒の「家」。亡き父の形見であるその家に住むキャシーは、政府の手違いから家を失ってしまう。代わりに家を手に入れたのは、政変で祖国を追われたベラーニ元大佐一家だった。愛する妻と息子と共にもう一度幸せをつかむため、アメリカ生活の最後の希望を家に託すベラーニ。一方、孤独な生活を送るキャシーも、家族の思い出が詰まった家を取り戻そうとする。心すり減らすような争いの果てに、ようやく心通わせる彼らだったが、その先には、あまりに悲しい運命が待ちうけていた…。

 世界中を号泣させ、本年度アカデミー賞主要3部門にノミネートされた本作は、家族と家をテーマにした胸締め付けられるヒューマン・ドラマ。亡き父との思い出を守ろうとするキャシーを「ビューティフル・マインド」でアカデミー賞に輝くジェニファー・コネリーが。そして、彼女と対立しながらも誇り高く生きようとするベラーニを「ガンジー」でアカデミー賞受賞のベン・キングスレーが圧倒的存在感で演じる。原作はアンドレ・デビュース3世による悲劇の最高傑作「砂と霧の家」。これまで100以上にも及ぶ映画化のオファーを断り続けた著者が、ついに、監督の熱意を認め、ドリームワークスの製作で映画化が実現した。誰もが帰るべき場所を必要としている。しかし、それは形としての家ではなく、幸せな家庭なのではないだろうか…。あのスピルバークも号泣した一大感動ヒューマン・ドラマがついに日本で幕を開ける。


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