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第16回日刊スポーツ映画大賞
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外国作品賞

監督の思い入れ詰まった作品

 外国作品賞はポーランドの巨匠、ロマン・ポランスキー監督の「戦場のピアニスト」が選ばれた。同映画は昨年のカンヌ映画祭でパルムドール(最優秀作品賞)や今年の米アカデミー賞で3部門を受賞している。

 第2次世界大戦を舞台に、強制収容所から逃走した実在のユダヤ系ポーランド人ピアニストの激動の人生を描いたもの。ポランスキー監督はパリ生まれのユダヤ人で、両親がナチスドイツによって強制収容所に送られ、母親をアウシュビッツで失った。自身もゲットーから脱出した過去を持つポランスキー監督にとって、まさしくライフワークといえる作品だった。

 日本でも興収34億のヒットを記録。配給した東芝エンタテインメントの因藤靖久宣伝部長は「真実の物語であり、監督の思い入れがフィルムの中に詰まっており、観客の心を揺さぶるものがあったのではないか」と話した。


 選考経過 

 「ボウリング・フォー・コロンバイン」も「こんなに面白いドキュメンタリーはない」(秋山登)と支持されたが、「エンターテインメントとして楽しめた」(木村純一)「監督の強い思い入れを感じた」(品田雄吉)など2票差で「戦場のピアニスト」に。

 ◆戦場のピアニスト ナチスドイツのポーランド侵攻で、ユダヤ人ピアニストのシュピルマンは、家族とともにゲットー(ユダヤ人居住区)に強制移住させられる。虐殺が日常となり、家族は強制収容所に送られる。シュピルマンは旧友の手引きでゲットーを脱出。身を隠しながら戦場と化した町の中をさまよっていた。ある日、ドイツ軍将校に見つかってしまう。

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