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にしべみか |
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<ローカルでポン!!>
女の生きる道は険しい。まして、常に旬を要求されるタレントの世界では。そんな中、生まれ育った広島に根を下ろし、モデル、司会者として活躍するのが、にしべみか(38)だ。カモシカのような脚線美を誇り、水着姿で男性ファンの視線を集めたのが20代。三十路に入り、おばちゃんファンから「早く結婚しな。頑張れ」と声をかけられ結婚。そして今、2人の男の子の母となり、育児と仕事に多忙な日々を送っている。
きっかけは失恋だった。「5年間付き合っていた彼氏がいたんです。でも、その彼を取られちゃったんです。結婚する気だったのに大ショック」。22歳だった。ちょうど、その時、鈴木京香、戸田菜穂などを輩出したモデルプロダクションにスカウトされた。「これは転機だ! 有名になって見返してやる。忘れようと思っても、いつもテレビや広告に出てるようになってやると決心したんです」。勤めていた商社を辞めて、モデルの世界に飛び込んだ。
時代はバブル。ファッションショー、水着、CM、広告、パンフレット、イベント。売れっ子モデルになると同時にタレントの仕事も舞い込んだ。地元広島の土曜深夜の情報番組「たわわのターザン」のレギュラーリポーターに。「広島を盛り上げようといろんなことをやりました。番組中、出演者が広島の町で鬼ごっこを繰り広げて、逃げ切ったら10万円とか。明日午後1時、頭にナスビを乗せて視聴者集合! とか。本当に楽しかった」。ナイスバディーに、若い男性が鼻息を荒げて殺到。地元広島のプロスポーツチームの選手たちとも仲良くなった。
だが、時代は過ぎる。気が付けば、三十路の女になっていた。「ヤングミセス対象の情報番組のリポーターとかで忙しかったんですけどね。でも、キャラが“元祖負け犬”に変わってました。番組の中でも、旅先の神社で『結婚できますように』ってお参りしてました。ファンも若い男の子からおばちゃんばっかりになって『頑張りや、結婚できたらいいね』なんて同情されてました」と振り返る。
そして33歳で結婚。なんと9年間の交際を経て、同い年のご主人・博文さんと結婚する。きっかけは“逆ナン”だった。地元で開催された男子プロゴルフ「ポカリスエット白竜湖オープン」でポカリギャルを務めていた。「友達と2人だったんですけど、かっこいいギャラリー2人組がいましてね。そのかっこいい方に、友達が声をかけたんです。で、かっこいい方じゃないのが、今の主人です」と笑う。付き合い始めたが、時代はバブリー、広島では売れっ子アイドル。「まだまだ遊びたかったし、仕事もやりたかった。別れたり、付き合ったりの繰り返しで、最後は『やっぱり、この人がいい』って感じでした」。
4年前の夏、長男・貴博君(3)を出産。「育児をやりながら、すぐに仕事復帰しようと思ってたんですよ。でも、半年後には次男がおなかの中に宿っていました」と笑う。その智晴君も2歳になった。「今までは子供を預けて、単発の仕事をこなしてきました。でも2人とも落ち着いてきたので、今年はテレビやラジオのレギュラーの仕事をこなして行きたいですね」と妻兼母兼タレントに意欲を見せる。
売れっ子になった20代。広島を離れる気は全然なかった。「今の時代なら、かえって面白がられるかもしれないけど。私、広島弁が抜けないんですよ。よく、モデルなのに広島弁? って言われてました。さすがに『わし』とは言いませんでしたけどね。それに、なにより広島が好き。甘やかしてはくれないけど、あったかい街。そんな広島の街をこれからも愛して、盛り上げて生きたい」。広島で生まれ、広島で育ち、広島で愛され、広島で結ばれ、広島で生み育てる。広島で生まれた女は、今日も元気だ。
【小谷野俊哉】
| ◆にしべみか |
| 1966年12月12日、広島市生まれ。地元の名門・安田女子中・高を経て商社に就職。22歳のときにスカウトされてモデル、タレントに。深夜番組、情報番組のリポーター、司会、アシスタントを務める。00年6月、結婚。家族は夫と2男。趣味はお酒、料理、プロ野球観戦、ガーデニング。163センチ、B80、W59、H86センチ。血液型A。公式HPはhttp://www.enjoy.ne.jp/~mika1212/ |
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