ホリエモンが3月にも歌手デビュー
ホリエモンことライブドア堀江貴文社長(33)が、早ければ3月にも歌手デビューすることが5日、分かった。80年代風ポップス調の曲を、インディーズ(自主制作盤)で発表する予定。年末の日本レコード大賞にプレゼンターとして登場したときに音楽界参入をにおわせていたが、本気だった。一昨年はプロ野球参入、昨年もフジテレビとのバトル、総選挙出馬などで平成の日本を騒がせてきたが、今年も想定外の話題を提供しそうな勢いだ。
初笑いといっては失礼だが、今年も真っ先に陽気な話題を提供してくれたのは、やっぱりこの人だった。この2年間、想定外の言動を次々に繰り出し世間をあぜんとさせてきたが、今度の一手は歌手デビューだった。
堀江氏によると、楽曲は80年代のテイストで、ダンスパフォーマンスも付いているという。ダンスは、中高年でもマスターできるようなやさしいものになるもようだ。現時点でインディーズでのデビューを予定しているが、話題性十分の“大物新人歌手”だけに、今後、大手レコード会社が販売権獲得に乗り出す可能性もある。
昨年大みそかの日本レコード大賞で、最優秀新人賞のブロンズ像プレゼンターとして登場したとき「来年、インディーズで歌手デビューします」ともらしていた。そのときは、演出なのか、本気なのか、判然としなかったが、既に心は決まっていたわけだ。
きっかけは〜、フジテレビではなかった。昨年、友人のミュージシャンのライブに飛び入り参加したところ「自分でもいけると思った」という。ほかのサプライズ同様、やるからには、ハンパな気持ちではない。本人は「レコ大の新人賞を狙いたい」とひそかに野望をふくらませている。
音楽とはほど遠い世界の人にみえるが、自信の裏付けはある。学生時代のカラオケの十八番は、中森明菜の「DESIRE」など熱唱系の歌だった。現在もサザンオールスターズやジャニーズアイドルなどのポップス系歌謡曲を好んで聴いている。カラオケにも頻繁に足を運び、ケツメイシや平井堅、オレンジレンジなど豊富なレパートリーを誇っているという。
素養も、準備もできている。昨年は、フジテレビとのバトルなどで何度も声を裏返らせており、幅広い音域の曲を歌いこなせそうだ。総選挙では声がかれるまで絶叫。これが図らずも、のどの特訓になった。また、普段からジムで体を鍛えており、発声に必要な体力や腹筋などにも自信がある。昨年末から放送が始まった、傘下の中古車販売ライブドアオートのCMには自ら出演。くるくる回りながら「かいてん、かいてん」と連呼し、独特のリズム感も披露している。
現在、堀江氏率いるグループ内には、事業に専念して欲しいと願う「社業派」と、堀江氏のキャラクターを慕う「堀江派」の対立があるともうわさされるが、堀江氏は「そんなことは全くありません。音楽活動は遊びですよ、遊び。本業は別ですから」。そして「でも、僕らしいでしょ」と、まんざらでもない自信をのぞかせた。06年もこの人から目が離せそうにない。
[2006/1/6/08:45 紙面から]
写真=05年12月31日、日本レコード大賞新人賞のプレゼンターを務めた堀江貴文氏
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