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「木更津キャッツアイ」で町おこし

 千葉県木更津市を舞台にしたドラマ・映画「木更津キャッツアイ」が町おこしに一役買うことになった。同市は20日、街の観光活性化につなげようと「木更津キャッツアイ活用事業費」として380万円を06年度一般会計予算案に盛り込み、市議会に提出した。

 計画では、岡田准一(25)演じる主人公の実家の理髪店「バーバータブチ」として登場する木造空き店舗を保存し、観光資源として活用する。既に多くのファンが記念撮影に訪れる人気スポットになっており、映画関連グッズも販売する予定だ。また、市内のロケ地18カ所の歩道に記念プレートを設置し、これを利用したスタンプラリーなどのイベントも計画している。

 「木更津キャッツアイ」は、02年にTBSが連続ドラマ化。熱心なファンが多く、03年に劇場版が公開され、観客動員120万人のヒットを記録した。現在、同市内でシリーズ完結編となる劇場版「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」(今秋公開)の撮影が進められている。

 同市は都心から電車で1時間半。若者は次々と上京し、不況で商店街も活気を失いつつある。ところが同作品の影響で観光客が増え始め、全国的な知名度もアップ。思わぬ形で脚光を浴び始めた。水越勇雄市長が脚本の宮藤官九郎氏(35)に新作撮影を懇願する手紙を送るなど、再生の切り札の1つととらえていた。

 撮影では市長室の使用、目抜き通りを封鎖した撮影の許可や、休日に市職員が雪かきを手伝うなど全面協力している。2月6日に同市で行われた製作発表で、岡田は同市について「経済が回るような街になればいいですね」と話し、共演の櫻井翔(24)も「街全体が木更津キャッツアイのテーマパークになればいいですね」と期待を寄せていた。

[2006/2/21/07:29 紙面から]


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