藤岡琢也が肺炎で入院、「渡鬼」降板
俳優藤岡琢也(75)が肺炎のため14日に緊急入院し、レギュラー出演するTBSドラマ「渡る世間は鬼ばかり」を降板することが21日、明らかになった。藤岡は都内の病院の無菌室に入っているが、39度を超える高熱が続き、退院のめどが立たない状態。石井ふく子プロデューサー(79)は「命に問題はなく、意識もはっきりしているが、治療に専念してほしい」と説明した。4月6日スタートの第8作では、岡倉大吉役に代役を立てるが、未定。
藤岡は昨年4月から腎臓病を患い、都内の病院で週に3回ほど透析を受けてきた。14日に透析のために病院を訪れた際、発熱を訴え、検査の結果、肺炎が判明し、そのまま入院した。現在無菌室に入っており、石井氏らも面会できない状態。点滴や抗生物質などの治療を受け、意識はあるものの、39度6分の高熱が続いているという。
石井氏は「藤岡さんは約50年前に結核になり、片方の肺を切除しています。肺が両方ある人と違って心配で仕方ない。ドクターストップがかかってしまったので」と状況を説明した。17日に主治医から「良くなっていない」と告げられ、20日に「1〜2週間で治るのは無理。退院のめども立たない」と説明されたという。
藤岡は「渡鬼」に90年のスタート時から小料理店「おかくら」の主人、岡倉大吉として出演している顔の1人。今回、藤岡の収録は3月中旬から始まる予定で、脚本も14回分完成していた。石井氏は「主治医と相談し、静養してもらうため、昨日(20日)藤岡さんの降板と代役を立てることを決断しました。お父さん(藤岡)は降板をまだ知りませんが、命が一番大事。早い回復を祈りたい。つらいです」と声を詰まらせた。ドラマは1作1年間の長丁場。途中でまた、ドクターストップがかかる懸念もあり、苦渋の決断だった。
代役は15年続く同ドラマで初めて。石井氏は1週間以内に決める方針だ。
[2006/2/22/08:01 紙面から]
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