クルーズ次のミッションは東京で
米俳優トム・クルーズ(43)が、主演スパイ映画シリーズ「ミッション:インポッシブル3(M:I:3)」(J・J・エイブラムス監督、日本公開7月8日)の撮影を終え、このほどロサンゼルス市内でインタビューに応じた。今回は東京での撮影を断念した裏話を披露し「次はぜひ東京で撮りたい」と続編の構想を語った。婚約者の女優ケイティ・ホームズ(27)が4月に出産、9月に挙式予定であることも初めて明らかにした。
「東京はドラマを撮れる都市。4作目では、今まで撮られたことのない東京を撮りたいんだ」。2月上旬に「M:I:3」を撮り終えたばかりだが、プロデューサーも務めるクルーズは既に続編のプランを練っていた。
東京へのこだわりは強い。高層ビルから飛び降りたり、カーチェイスなど激しいアクションが売りの同作は、撮影も大掛かり。今回は規制が厳しい東京での撮影をあきらめ、舞台を上海に変更せざるを得なかった。「今回も東京で撮影したかったんだ。撮影はじゃまかもしれないけど、日本は映画的な街だし、日本文化のPRにも貢献すると思う」と次回作では何としても実現したい決意を強調した。
日本が重要なマーケットであることも自覚している。「歩きながらストーリーを考えるのも習慣だけど、高い建物を見ると、どうやって降りられるか考えてしまうのも習慣」というクルーズ。「日本はいいアーティストがいっぱいいる。東京は夜歩いたし、ビジョンはできているよ」。日本を舞台にするだけにとどまらず、日本人俳優起用の可能性も示唆した。
続編の構想を明かしたのは、新作に絶対の自信を持っているからだ。前作ではカンフーやロッククライミングも披露したが、今回も高層ビルから飛び降りたり、車をヘリコプターから攻撃されるシーンなど、不惑とは思えないアクションに挑んだ。エイブラムス監督によると、主人公イーサンの恋やスパイとしての苦悩などを描いたヒューマンドラマの要素も強いという。
「アクションの激しさが増すほど、アドレナリンが出てくるんだ」というクルーズが東京を舞台にどんなアクションを展開するのか。新作はその前哨戦としても注目される。【近藤由美子】
[2006/3/6/07:28 紙面から]
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