舘ひろしと安田成美が夫婦役で共演
俳優舘ひろし(55)が14日、都内で、女優安田成美(39)と夫婦役で共演するフジテレビ系特別ドラマ「さいごの約束」(4月4日午後9時放送)の制作発表に出席し「鼻水を手で取ってキスしてくれた」と撮影秘話を明かした。会見は、6年ぶりのドラマ出演となる安田に対し、記者からの質問を受け付けない異例の形で行われた。ともすればしらけてしまう雰囲気を、舘が大人の立ち振る舞いで盛り上げた。
安田は「あまりに時間がたって、もう女優をやめるのかなと思った」と6年ぶりのドラマ復帰を冗談交じりに話した。ドラマから離れた期間に3人目の女児を出産(03年3月)。とんねるずの木梨憲武(44)との夫婦生活の充実ぶりもうかがわせる笑みを浮かべた。
「原作に感動し、ドラマで何か伝えたいと心から思い、もう1回トライしようという気持ちになりました。(今は)演じる楽しさを実感しています」と復帰理由を説明した。よどみない言葉だったが、会見には違和感があった。質問するのは同局のスタッフに限定され、記者の質問は禁じられた。やりとりはすべて予定されたもので、関係者によると質問が私生活に及ばないための策だった。安田の表情をうかがう限りでは、過剰な対応にしか感じられないのだが…。
安田への奇妙な代表質問が終わると、夫役の舘にも同じような質問が続いた。ただし、舘には記者からの質問が許される。「安田君は感性が素晴らしく、6年のブランクを感じない」と持ち上げ、収録中の秘話を明かした。「キスシーンがあったけど、号泣している場面で、鼻水がズルズル垂れてしまいました。(安田は)ボクの鼻水を手で取って、キスしてくれたんです。すごい女優だと思いました。今度は鼻水が垂れていないときに」と監督に要求して、会見を盛り上げた。
舘の所属する石原プロモーションには石原裕次郎さんを手本に「マスコミの対応も含めて俳優」との伝統がある。二枚目俳優が自分の鼻水まで持ち出したのは、会見を盛り上げるためのサービスだった。安田は舘の印象について「明るく繊細で、申し分のないだんなさま」と語った。会見では舘を頼りにしたが、ドラマでは病魔に倒れる夫を支える気丈な妻を演じている。
[2006/3/15/08:12 紙面から]
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