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韓国芸能界で活躍している女優笛木優子(24)が翻訳した絵本「世界でいちばん大切な思い」(東洋経済新報社)が先月22日に出版され、早くも静かなブームを呼んでいる。
同書は、韓国で出版された「TV童話 幸せな世界」の中から、笛木が日本人にも共感しやすい話を選び、自ら翻訳したもの。韓国の原書は、親子愛や夫婦愛、助け合い、思いやりなど、一見当たり前のようでいて、忙しい日常の中で忘れかけている大切な思いが、若手イラストレーターたちの素敵なイラストとともに描かれている。そんな、なにげない話が共感を呼び、韓国で第4巻まで出版され、170万部を超えるベストセラーになった。
韓国の芸能界で活躍する笛木は、文化での日韓の掛け橋になることを望んでいた。日刊スポーツでのインタビューでも「日韓両国にはいろいろな歴史があった。日韓共催のW杯が終わったら、日韓関係について私の考えを本に書いてみたい。両国で活動する芸能人ならではの経験を生かして、韓国のいいところ、日本のいいところ、その両方を書いてみたい」と話しており、今回の出版にあたり白羽の矢が立った。
日本と韓国での忙しい仕事の合間をぬって、笛木は翻訳に挑戦していったという。日本と韓国での、文化や習慣の違いなど、微妙なニュアンスを訳すのに苦労したようだ。笛木は「一生懸命頑張って走りつづけているとき、ふと立ち止まってみる。すると、何か大切なものをなくしてしまったのでは、本当の幸せは身近なところにあるのでは思う気持ちは、今の日本人にも共感してもらえるのではないかと思っています」と話している。
現在、日本でも韓国の悲哀ラブストーリードラマ「冬のソナタ」の本やビデオがヒットするなど、韓国の“癒し系”文化にスポットが当たったいる。「世界でいちばん大切な思い」も売り切れ書店が出るなど、韓国に続き日本でも話題になりそうだ。
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