第295夜は9月24日、東京・イイノホールで行われます。真打ち陣は橘家圓蔵、三遊亭好楽、立川志の輔と豪華な顔ぶれがそろいます。前売り券を絶賛発売中です。お早めにお買い求め下さい。
演芸評論家の川戸貞吉氏が当日の見どころ、聴きどころを解説します。
|
好楽、親馬鹿ぶりにますます拍車!
いま三遊亭好楽の頭のなかは、息子の三遊亭王楽のことで一杯である。親馬鹿ぶりをいかんなく発揮している今日この頃なのだ。
「落語家になりたい」と息子にいわれた好楽は、かぶりをタテに振らなかった。息子がどの程度落語に情熱を持っているか確かめたかったからである。やがて息子の熱意を感じ取った好楽は噺家になることを認めたものの、ほかの人のように自分の弟子にしなかった。自分の師匠の三遊亭円楽の許に入門させたのだ。親子にして兄弟弟子という関係になったのである。
その王楽が今年二ッ目に昇進した。すると好楽は、息子の二ッ目昇進記念の会を3日間開き、さらに二ッ目昇進披露パーティまで開催したのだ。これにはさすがの楽屋雀達も口をあんぐりあけただけ。
この王楽、なかなかいい口調で評判がいい。好楽の親馬鹿ぶりに、ますます拍車がかかりそうである。
◆三遊亭好楽(さんゆうてい・こうらく)
本名=家入 信夫。1946年(昭和21)8月6日、東京都生まれ。高校時代は寄席に通い詰め、八代目林家正蔵(のち林家彦六)の人情噺に感動して卒業後の1968年に入門。林家九蔵を名乗る。71年に二ツ目に昇進。79年から日本テレビ「笑点」大喜利レギュラーになるなど、マスコミに登場する一方で、寺やホールをかりて古典の勉強会も開く。81年真打ちに昇進。83年師匠の一周忌が明けたのち、突然落語協会を脱退して三遊亭円楽の大日本すみれ会に移籍。三遊亭好楽と改名する。
|
|
【バックナンバー】
|
●第294夜 出演:柳家 小三治、三遊亭 小遊三、林家 たい平ほか
●第293夜 出演:桂 文珍、春風亭 鯉昇、三遊亭 歌之介ほか
●第292夜 出演:三遊亭 円歌、林家 木久蔵、立川 志らくほか
●第291夜 出演:桂 歌丸、三遊亭 楽太郎、三笑亭 夢之助ほか
●第290夜 出演:桂 文治、春風亭 小朝、林家 いっ平ほか
●第289夜 出演:三遊亭 小遊三、立川 志の輔、春風亭 昇太ほか
●第288夜 出演:柳家 小三治、桂 米助、国本 武春ほか
●第287夜 出演:三遊亭 円楽、桂 歌丸、三遊亭 鳳楽ほか
●第286夜 出演:春風亭 柳昇、桂 文珍ほか
|
|