尻フェチ、硫酸をかけ「逃走」する理由
今までは有名な事件・被告にスポット当てて書いてきたけど、俺がよく傍聴するのはマイナーな裁判。スポーツ新聞に小さく載るだけのB級ニュースの裁判が特に好きなんです。理由は分からないんだけど、なぜか心惹かれてしまう。
先週金曜日にあったのが、斉藤司被告人の初公判。罪名は、器物損壊。調べでは女性の背後から自転車で近づき、硫酸をかけてジーパンを焦がした疑い。「女性の尻に興味があった」と容疑を認めている。と、報道されてたわけですよ。
早い話、被告人は女性のお尻を偏愛する尻フェチってことでしょう。でも、お尻がやけどしてしまう可能性もあるのに、なぜこんなことをするのか不思議だったんですよ。その答えはちゃんと裁判で明らかになるのです。
起訴された事件は4つ。すべてがジーパンをはいている女性の背後からマウンテンバイク乗って近づき、スポイトに入れた硫酸をお尻にかけて逃げるという手口。そして、検察官が事情聴取での被告人の証言を読み上げるのです。
「警察での事情聴取によると、被告人は『ジーパンを履いている女性の後姿が好きで、特にお尻に興味があった』と答えています。被告人は女性のお尻に硫酸をかけた後は、自転車で逃走し、ジーパンに穴が開いたとこところは見ていませんが」。
ただの尻フェチじゃなく、ジーパンをはいた女性の尻フェチ。いろんなマニアがいるもんだ。そして、一番気になるのは走り去ってること。尻フェチの男が、ジーパンに穴を空けてお尻を見るというのなら、犯行の動機は理解できるけど、硫酸をかけたら、後は逃走するだけというのはよく分からない。疑問に思っていると、検察官が立て続けに朗読するのです。
「被告人は『女性がジーパンに穴が開いたことに気づかず、外を歩いたり、電車に乗ったり、会社に行ったりと想像することで性的興奮を感じる』と言ってます」。
犯行の理由は分かったけど、理解できないねぇ。いろんな性癖があるんだな。
そんな文書が朗読されているとき、被告人を見たら真っ赤な顔をして下を向いていました。恥ずかしがっていたのか、改めて興奮したのかは分からないけど。
やっぱり、ニュースだけじゃ分からないことが多いもんだな。実際、裁判を傍聴してみないと。
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