保護の赤ちゃん、1、2日で退院できる
低かった体温が上昇し、泣く力が強くなった。体重も順調に増えており、1、2日で退院できる−。約50時間ぶりに戻ってきた山田柊羽(しょう)ちゃん。手当てした仙台市立病院の担当医は8日の会見で、順調な回復状況にあることに自信を見せた。
担当医によると、柊羽ちゃんが運ばれたのは、冷え込みの厳しい同日午前6時20分ごろ。毛布にくるまれた状態だったが、出入り口から寒風が吹き込むコンクリート製の建物に数十分から数時間ほど放置されていたとみられ、手足は冷えきっていた。
新生児の正常な体温は36・7〜37度。しかし、柊羽ちゃんの体温は少し低めの36・3度。泣く力は弱かった。
エックス線や採血などの検査の結果、脱水症状はなく、健康を大きく損ねていないことを確認。点滴や保育器で体を温めるなどの処置をしたところ、柊羽ちゃんの体温は36・6度まで上昇した。体が温まるにつれ、泣く力も強くなったという。健康なうんちも1回した。
体重は約4100グラムで、連れ去られる前より約100グラム増加。新生児の体重増加量としては正常。体も汚れておらず、担当医は「犯人がミルクなどを与えていたと考えられる。子育てをした経験があるのでは」と胸をなで下ろした。(共同)
[2006/1/8/12:50]
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