イスラエルのシャロン首相(77)が入院しているエルサレムの病院当局者は10日の記者会見で、脳出血で意識不明となった首相が、生命の危機を当面は脱したとの考えを表明。容体は依然として深刻だが「数日間で重要な変化があった」とも述べ、良い方向に向かっているとの認識を示した。
また、首相が痛み刺激に対して、9日の右手足に続き、左手も動かしたことを明らかにした。首相は左半身を制御する右脳を主に損傷しているとされ、AP通信は「より深刻なまひがあると考えていた」との専門家の談話を伝えた。
首相は10日にあらためて行った右手足の刺激に対しても、より顕著な動きを示し、自発呼吸も強まった。医師団はAP通信に、息子らの呼び掛けに対し首相の血圧が上昇したことを明らかにした。(共同)
[2006/1/11/09:26]